怪盗ジョーカー第二十六巻=堂々完結
小学館てんとう虫コロコロコミックス、たかはしひでやす著『怪盗ジョーカー』第二十六巻を漸く入手し、一気に読み終えた。十年間にわたって描き続けられ、人気を博した作品が「堂々完結」した最終巻。最後まで楽しかった。
作者たかはしひでやす自身も、芸術探偵ビリジアンや甲賀百鬼丸や少年海賊キャプテン・ブルーのようなジョーカーのライヴァルたち大勢をもっと描きたい思いもあったようだが、それ以上に、ハチの死と再生を描いたのを機に発想が広がり、ついにはジョーカーの子どもを描いてみたいという創造の意欲が湧き上がったのを抑え切れなかった結果の、この完結だったらしい。実際、「怪盗少年ジョーカーズ」は第一話で既に楽しかった。
ともかくも最終巻も充実していた。シャドウ・ジョーカー&ローズも、速水京太郎も大活躍。
怪盗ムゲンがジョーカーのどんなことでも知り尽くし、ムゲンの愛娘であり愛弟子でもあるヤイバが、父であり師でもあるムゲンの話に聞いた師の師ジョーカーに憧れ、ジョーカーと結婚したがるのは、ハチの師への思いの深みを伝えていて実に味わい深い。
コロコロコミックス怪盗ジョーカー第26巻を漸く入手。最後まで楽しかった。シャドウ&ローズも速水京太郎も大活躍。ムゲンがジョーカーを知り尽くし、ヤイバがジョーカーと結婚したがるのは、ハチの思いの深みを伝えて味わい深い。#怪盗ジョーカー #m_joker #怪盗少年ジョーカーズ pic.twitter.com/YGbjI55OCR
— 翔一 (@gracilistepuer) 2017年9月19日
シネマサンシャインMASAKIで打ち上げ花火三回目
シネマサンシャインMASAKIにおいて夕方六時四十分から、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を鑑賞した(三回目)
三回目の鑑賞だったが、最も深く味わい得た気がした。やはり良い作品ではなかろうか。
特に良いのは最後の花火。それは誤って打ち上げられ、ガラスのように破砕して舞い散った「もしも玉」。破片の中で輝いていたのは典道、なずな、祐介それぞれが願っていた選択肢。あり得た未来であり、ゆえに未成の過去でもある。そうした「もしも玉」に封じ込められていた未成の過去の思い出が割れて砕けて散りゆく最後の花火は、海の彼方のガラスの城の崩壊とともに、夏ならではの情熱と期待の終焉と見えて、郷愁にも富んで何だか涙が滲み出た。
なずなが歌い出したとき出現するガラスの馬車とガラスの城の幻想という表現については世に批判もあるようで、なるほど吾人もまた最初は大いに戸惑ったが、今は完全に肯定している。なぜなら典道は、なずなの前では王子であると同時にマギ(賢者)でもあろうとしていたから。このマギは、ガラスの靴を履かせる代わりに、ガラスの馬車が空を駆けてガラスの城をめぐる世界を現出させた。興味深いことに、なずなもまたチェネレントラ(シンデレラ)であると同時にマギでもあったろう。冴えない典道を勇敢な王子に仕立てたマギに他ならない。
チェネレントラであると同時に貴人(王子又は王女)でもあり、マギでもあるという多面性。これを典道となずなは共有していると見ることができる。しかし、なずなが普段から美少女として輝いていたのに比して、典道の輝かしい美しさは普段は完全に隠され、殆ど誰にも気付かれないでいた。その意味で典道の多面性の方が深い。なずなが自身の魅力と価値をかなり自覚できているのに比して、典道が自身の魅力にどこまでも無自覚であり、その美しさも官能性も天然そのままであるという点も含めて、なずなよりも典道こそが「エロい」と云える所以がそこにある。
打ち上げ花火3回目の鑑賞。もしも玉に封じ込められていた典道、なずな、祐介それぞれの願った未成の過去の思い出が破砕して散りゆく最後の花火と、ガラスの城の崩壊は、夏の情熱の終焉と見えて、何だか涙が滲んだ。#打ち上げ花火感想 #打ち上げ花火下から見るか横から見るか #エミフル
— 翔一 (@gracilistepuer) 2017年9月19日
只管怠惰に過ごしたのち辛うじて書店に行って映画館にも行った休日
休日。昨夜は久し振りにテレヴィドラマ「渡る世間は鬼ばかり」を観たが、しかも途中からはtwitterで随時感想を書きながら観ていた。たとえ書く場所がtwitterであっても、書くにあたっては過去の登場人物や展開について記憶違いをなるべく避けるため一応の確認をせざるを得なかったが、その所為で色々想起したことがあった。ことに強烈に想起せざるを得なかったのは、二〇〇八年十月二日放送の第九部第二十六話(二時間スペシャル)における森光子のこと。ハワイ在住の森山珠子(森光子)が緊急帰国した際、親父バンド奏するカンカン娘に合わせて能楽の如く幽玄な舞を見せた場面。幾度も想起してしまう。陽気なのに寂しく、哀しいのに爆笑させる幻の名場面。今あらためて確認してみるに、森光子の逝去はあの放送の四年後であるから、あの名場面についてtwitter上に「最晩年の森光子が親父バンド奏するカンカン娘に合わせて能楽の如く幽玄な舞を見せた場面」と書いたのは少々事実誤認だったということになる。確認が足りていなかった。
さらにこのテレヴィ番組の録画を視聴し直した流れで何時になくテレヴィを点けたままにしていた所為で、昼、NHKの「ごごナマ」という番組を偶々見てしまった。今日のその番組の客演は、岩崎宏美と八神純子。懐かしい。司会の船越英一郎は自身の出世作である往年の人気番組「火サス」のエンディング主題歌「聖母(マドンナ)たちのララバイ」があの番組の印象を深くしていたことを明晰に論じ、あの美しい歌がなかったなら今の自分はなかったと思っている旨を発言したが、率直に言ってその通りだと思う。
こうして色々怠惰に無為に過ごしている内に夕方になってしまったが、今日こそは小学館てんとう虫コロコロコミックス「怪盗ジョーカー」第二十六巻(最終巻)を買わなければならないと決意し、エミフルMASAKIへ出かけた。
エミフルMASAKI内の書店で先ずは小学館の児童男子の書棚で「怪盗ジョーカー」第二十六巻を見付け、次いで「マギ」の第三十五巻と「マギ シンドバッドの冒険」第十五巻を求めて小学館の少年男子の書棚へ行けば、肝心の場所で延々立読みを続ける迷惑な女子あり、仕方ないので背後から必死に棚の上下を見回して探していたら、どうやら何か痴漢の類かと怪しまれたらしく、無事買物を終えて書店を出たとき前方にいたその女子がこちらを認識して睨み付けるや逃げるように走り去った。あんな少女になんか興味ないのに、甚だ心外。むしろ迷惑な立読みを辞めろ!と告げたい気分だった。
ともかくも、所期の目的を達成して、そのまま帰っても良かったが、折角の休日、本当は色々予定していたのに何もなし得ないまま夕方を迎えたのは流石に残念であるので、ここは一つ、十日振りに「典道くん」を観ておこうと思い、エミフルMASAKI内のシネマサンシャインで映画「打ち上げ花火」を鑑賞することにした。まさかの三回目。約十日前にも述べたように、「エロい」のは典道であり、なずなよりも典道であると重ねて主張したい。
書店で時間を浪費したのでシネマサンシャインMASAKIに着いたのは六時半の少し前。券売所で券を買い、暫くのちにホット抹茶オレを買ってから上映室へ。連休後の平日の夜だったが、入場者は三人。
六時四十分から「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を鑑賞した(三回目)。
感想については別稿。
観終えたあとの夜八時半頃。シネマサンシャインMASAKIの玄関脇の壁面と、玄関内の入口脇には上映中の映画のポスターが掲示されているので、帰る前に「打ち上げ花火」のポスターを(今日のtwitterに用いるため)撮影しておこうと思ったが、生憎どこにも見当たらなかった。どうやら撤去されたらしい。続々公開される新作のために場所を譲った格好だろう。
それで不図、入口脇に掲示されていた映画「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」4DX版のポスターをよく見れば、キャスト四名のサインが記されていた。実に貴重。
フードコートへ行けば既に八時で営業終了して、場内にはそれ以前に注文を終えていた人々が残っていただけ。場内の端の出入口付近には「四国初ポケモンストア」の大きな看板。仮設の壁面で覆われたその場所がポケモンストアになるのだろう。いよいよ今週末OPENか。楽しみ。
長居しても仕方ないので古泉駅へ戻り、郊外電車と市内電車を乗り継いで道後まで戻り、大学に近い食料品店でバナナと珈琲牛乳を買って帰宅。
シネマサンシャインMASAKIの入口脇にあるノーゲームノーライフゼロのポスターには、よく見るとキャストのサインが記されていたのか。実に貴重。#ノーゲームノーライフ #ノーゲーム・ノーライフ #ノーゲームノーライフゼロ #シネマサンシャイン #エミフルMASAKI #松岡禎丞 pic.twitter.com/n82ZWgY5kO
— 翔一 (@gracilistepuer) 2017年9月19日
四国初ポケモンストアいよいよ今週末OPENか。#pokemon #pokemonstore #ポケモンストア #ポケモン #エミフル #エミフルMASAKI #フードコート pic.twitter.com/E6uMzhXjGB
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橋田壽賀子ドラマ渡る世間は鬼ばかり三時間特別版
橋田寿賀子脚本によるテレヴィドラマ「橋田壽賀子ドラマ渡る世間は鬼ばかり」三時間スペシャル。
前回が昨年九月十八日、十九日の二夜連続特別企画だったから、丁度一年前か。前回は激動の連続だったが、今回はその後の一年間にあったらしい激変を一つ一つ回収しながら今後のための布石に徹した感がある。しかし目立ったのは「老い」の問題。劇中では主要な人も脇役の人も次々徐々に引退したり逝去したりしているが、現実にも、小島五月役の泉ピン子が台詞をまともに云えなくなってきているし、青山タキ役の野村昭子でさえ一年前まで健在だった活力をやや欠いているようだった。反比例して、料亭「おかくら」では本間日向子(大谷玲凪)が貫禄を見せ始めていた。しかし本間日向子が主人を務め得るのは後見人の青山タキの力であるのは明白であり、劇中の人々皆がその力を明言し始めたのは今回の面白さの一つではあった。
色々あった変化の中で最も驚かされた激変は、野田弥生(長山藍子)が孫の野田勇気(渡邉奏人)とともに築き上げ、次第に拡張させ、無限に増殖させ続けるかとさえ見えていたあの最強にクレイジーな大家族が、一挙に自然消滅していたということ。原因は、野田勇気と野田良武(吉田理恩)が高等学校へ進学して部活動に夢中になり始め、それまでの交友関係を解消したことにあった。呆気ない。血縁のない者で身を寄せ合って生きる無限増殖の大家族というクレイジーな状況が野田弥生のような上品な人によって引き起こされるという面白さは近年の「渡る世間は鬼ばかり」世界における最強の見所だったので、それが終焉したのは悲しい…と思っていたら、流石、「受領は倒るる所に土を掴め」とでも云わんばかりに、転んでも徒では起きない野田弥生は今までは子どもたちを集めて大家族を拵えてきたが、今後は同世代の高齢者を集めてしまうらしい。しかもそのために、高齢者たちの集会所をなす珈琲店を、珈琲の淹れ方も良くは知らないままに開店しようと企て、料亭「おかくら」株主としての配当金を全て投じようとしている。これは今後が楽しみな展開であるのかもしれない。
もう一つの激変は、曙オヤジバンドの活動休止。原因は川上哲也(井之上隆志)の急逝。一年前にはあんなに元気だったのに。劇中でも数日前までは元気だったらしい。今回のドラマの冒頭は、その葬儀のあと、喪服を着た小島五月と小島勇(角野卓造)、田口誠(村田雄浩)がラーメン店「幸楽」へ戻ってくる場面から始まったが、それは「渡る世間は鬼ばかり」には稀なドラマティクな映像だった。
とはいえ、野田弥生のクレイジーな大家族の自然消滅の悲しさに比して、親父バンドの解散は問題なし…というのが正直な感想ではあったが、幸か不幸か、亡き川上哲也の妻、川上華江(天童よしみ)が夫の遺志を継いで親父バンド加入を決意。まさかの天童よしみ加入で復活。当然ながら天童よしみの歌が異次元に上手過ぎて親父バンドのレヴェルを一気に上げてしまった。この調子では親父バンドが空前の活性化を見るようになるのかもしれないと予想されて、何だか残念ではある。
その他にも色々事件はあったが、この一話の中で無事解決。「ながくはん」こと本間長子(藤田朋子)は毎回同じ過ちを繰り返し、同じ悟りを繰り返している。同じく野田弥生も何度も似たような心変わりを繰り返している。そう考えると、本間長子とはよく似た姉妹。岡倉文子(中田喜子)と大原葉子(野村真美)に至っては、もはや何の事件にも見舞われなかったが、今まで散々無茶な事件を繰り返して現状にたどり着いたのであるから無理もない。
小島家ラーメン店「幸楽」の関連でも、山下久子(沢田雅美)が、登場しただけで空気を一変させる程の凄まじい存在感を誇示したとはいえ今回は何の事件も起こさなかったが、今まで散々無茶をしてきたのであるから今さら無茶をするわけにはゆかないのだろう。
事件を起こしたのは小島眞(えなりかずき)と妻の小島貴子(清水由紀)だったわけだが、意外に盛り上がらなかった。むしろ「幸楽」に新人の店員としてタッキ―こと滝本(湯浅景介)が臨時雇用されたことの方が大きな変化だったろうか。そして二つの事件が交錯した場面があったのが面白かった。小島貴子が家出してしまい、小島眞が働きながらの子育ての難しさに途方に暮れていたので、今や「幸楽」の真の女将となった田口愛(吉村涼)が弟のためにその子育てを引き受けたが、その田口愛が久し振りに美容店に行くことにした間、タッキーと小島五月が公園で子守をしていたのを、流浪の小島貴子が目撃してしまったのだ。公園で姑と新人タッキーのあんな場面を目撃してしまっては、小島貴子には家出を解消できる道理はなかったろう。…と思っていたら、あっさり解消してしまった。
ロケが多かったのも今回の新鮮な点だったが、もっと新鮮だったのは、悪人が善人に転じた点。今まで悪役の鬼役だった本間由紀(小林綾子)が今回は正義の鬼役だった。「鬼」の二義性を活かしてみせた橋田壽賀子の筆力を見るのみ。かつて本間常子(京唄子)は嫁の本間長子を「ながくはん」又は「なあくはん」と呼んだが、娘の本間由紀も母と同じく「なあくさん」と呼んでいるのが素晴らしい(…と思ったが、録画しておいたのを見直してみるに、むしろ「なあこさん」だったろうか)。本間常子も逝去したことが明かされた。
今回一番の仏だったのは前回まで鬼役だった田口愛。今まで散々嫌な言動を演じさせられてきたのに。代わって小島五月が嫌な姑に徹して、云わば関係が正常化した感があった。橋田壽賀子に何か心境の変化でもあったのだろうか。
結局、岡倉家五人姉妹の海外慰安旅行と、石坂浩二ナレーションと天童よしみ熱唱(羽田健太郎作曲)で話は締められたが、忘れない内に記しておきたいのは、野田弥生というよりは長山藍子の「ラーメンと餃子」という発音が巻き舌かと思う程に妙に粘り強くて素敵だったこと。
あらためて録画しておいたのを再視聴してみるに、見ていて何か物足りないと感じたのは、21世紀の石原裕次郎こと徳重聡が出ていなかったからか。このドラマのイケメン枠は長谷川純とともに長谷部先輩こと丹羽貞仁が独占か(長谷部先輩がイケメンであるとは思えないが、このドラマでは多分イケメン扱いだろう)。
突然登場した新人タッキー滝本を演じた湯浅景介は、清水由紀と同じくオスカーの人か。このドラマは意外な人を脇役で出演させる。二〇〇八年六月十二日の第九部第十一話には大人気声優の小野賢章が出ていた。しかも若い男子二人で同居中という謎のBL設定で。
昨夜放送の渡鬼。突然登場のタッキー滝本を演じたのは湯浅景介。清水由紀と同じくオスカーの人か。このドラマは意外な人を脇役で出演させる。2008年6月12日の第9部第11話には小野賢章が出た。しかも若い男子2人で同居中というBL設定。#wataoni #渡鬼 #小野賢章 #BL
— 翔一 (@gracilistepuer) 2017年9月19日
強い台風に見舞われた休日の道後の様子
休日。しかし台風。
朝から夕方まで大いに休んだのち、そろそろアニメイト松山店にでも行こうかと思い、玄関から一歩出ただけで風雨に見舞われ、屋根の下にいたにもかかわらず髪が雨水に濡れる事態。しかも思いのほか寒かったので長袖シャツに着替えて、改めて外出しようとしながら不図twitterを見れば、台風により本日は夕方六時で閉店する旨の同店ツイートがあった。なるほど、これは当然だろう。その閉店時刻まで四十分間ばかり猶予がある中、道後から松山城下の銀天街なるアニメイト松山店まで行くのは断念するにしても、今日の夕食と明日の朝食のための材料を買う必要はあるから全く外出しないわけには参らないわけで、それだったら銀天街まで行くのも同じことではなかろうか?とも思った。
それで結局は外出したが、楼閣から地上へ降りて改めて歩いてみるに、風雨の強さは想像以上だったので城下まで行くのは無理であると判断。なるべく屋根の下を安全に歩きたいと思い立ち、道後湯之町の商店街へ。一般には今日は日曜であるのみか三連休の二日目の夕方であるのに、流石、平日よりも閑散としていた。しかし閑散としているとはいえ人通りが絶えることはなく、台風の影響と考えると、意外に賑わっているとも云えた。
道後温泉本館まで行ってみたところ、普段よりは賑わっていないとはいえ、それなりに客が入っている様子だった。特に若い人、若い男子が来ているようだった。道後温泉本館にしても道後商店街にしても、普段よりも人が少ない中で若者、特に若い男子が目立っていたのは、国体の影響もあったのかもしれないし、台風の中を外出する無謀な者は青年男子に多いという傾向もあったのかもしれないが、多分、普段の客の大半を占める年齢層の人々が台風を避けたという事情が最も大きかったろう。
商店街を抜けて伊予鉄道の道後温泉駅の前へ行けば、入口に駅員四五名が立って封鎖していて、その向こうには市内電車が停まっていた。何か奇妙であると思い、別の場所から駅の中を覗いてみれば、何台もの電車が停車していて、まるで運行終了後の深夜のようだった。どうやら伊予鉄道は市内電車の運行を休止したらしい。実際、市内電車はもともと安定感を欠いているので、強風には弱いに相違ない。こんな状況で、明日の朝には出勤できるのだろうか?と心配せざるを得なかった。
こうして、大根やバナナを買いに行くことが決死の覚悟を要した日。安全のため往復路とも遠回りをして、屋根のある道後商店街を経由しておいた。普段は大賑わいの大型食料品店も流石に閑散としていた。コロッケは売り切れていたろうか。
今回の台風は普段と違うらしい…と感じながら帰宅後には珍しくテレヴィを点けて台風の情報を求めた。iPhoneが重信川氾濫の危険性を予報する音声を響かせたので驚いたが、台風自体は、やがて四国を通過したらしい。なかなか酷い休日になったが、大した外出もしなかったおかげで大いに休み得たとも云える。
休日、アニメイト松山店に行くべく玄関から一歩出ただけで髪が雨水に濡れる事態。寒いので長袖シャツに着替えて改めて外出する前に不図ツイッターを見れば台風により本日六時で閉店する旨の同店ツイート。当然だろう。#台風18号 #台風 #アニメイト松山店 https://t.co/yJhKnDALSI
— 翔一 (@gracilistepuer) 2017年9月17日
道後湯之町の商店街。連休中の日曜の夕方。平日よりも閑散としてはいるが、台風の影響と考えると、意外に賑わっている。#台風18号 #台風 #道後 #道後温泉 #道後温泉本館 pic.twitter.com/QAd85YXYYa
— 翔一 (@gracilistepuer) 2017年9月17日
道後温泉駅前。#道後温泉駅前 #道後温泉駅 #伊予鉄道 #道後温泉 pic.twitter.com/zZ43az67ru
— 翔一 (@gracilistepuer) 2017年9月17日
伊予鉄道の市内電車も運行を停止したらしい。明日の朝は出勤できるのだろうか。#道後温泉駅 #道後温泉 #伊予鉄道 #伊予鉄 #いよてつ #市内電車 pic.twitter.com/lSYe4vgqzX
— 翔一 (@gracilistepuer) 2017年9月17日
ネコ2世の忠臣ゾン・ビー・C(チョッパー)/コマさんゾンゲー/ゴージャス大使とジミーとカゲウスオ/ウィスパーと喪黒福造/地獄の百鬼姫/カゲ老師とカゲウスオとシャドウサイド
NHK朝ニュースに西川貴教が出ていた。この連休中、台風にもかかわらず京都のホテルが空いていない様子であるのは西川貴教の稲妻ロックフェスの影響だろうか。
ところで。
ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」公式チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第百八十七話を視聴。
一。
バスターズトレジャー編第九回「ソン・ビー・C(チョッパー)VS ネコ2世」。
ネコ2世を先頭に、洞窟を進んでいた「大大大冒険家のインデイさんズラ」ことインディ・ジョーズとジバニャンとコマさんの一行の前に、またしても勝手に罠にかかっていた冒険家ゾン・ビー・C(チョッパー)が出現。コマさんは「ぞんげー」と云って驚いた。
インディ・ジョーズが「ゾン・ビー・C(チョッパー)」の名を口にしたときネコ2世は少し驚き、ネコ2世の姿を認めてゾン・ビー・C(チョッパー)は大いに驚き、感激した。ゾン・ビー・C(チョッパー)は生前、ネコ2世に常に近侍し続けていた。当時は清潔な美男子だったようで、ネコ2世は現在の不気味なゾンビ姿をしたゾン・ビー・C(チョッパー)をゾン・ビー・C(チョッパー)と認めようとはしなかった。ネコ2世を抱きしめるゾン・ビー・C(チョッパー)と、嫌がるネコ2世の関係は次回も続くのだろうか。
二。
妖怪ゴージャス大使事件。
ジバニャンの服やケータの室内を煌びやかに装飾したがるのはゴージャス大使の所為だったが、フミカをはじめ世の女子たちが文房具等を煌びやかに装飾したがるのは多分、少なくともこのゴージャス大使の所為ではなかったろう。なぜならこの日までのゴージャス大使にはそのような影響力はなさそうであるから。
ゴージャス大使を撃退するためにケータが召喚したのはジミー。二週連続ジミー登場。意外にもゴージャス大使の元来の姿はジミーの昔馴染みの友カゲウスオ。同じ長屋で隣に住んでいた。二年前、妖怪ゴージャス協会連盟の勝手な連中によってダーツで勝手に「ゴージャス大使」に選定されたカゲウスオは二年間その任務を果たすべく必死に努力を続けてきた。そして二年後の今ようやく自信を得たのか、ケータの家に来て活動を始めたらしいと見られる。
しかるに実に悲しいことに、ゴージャス大使の任期は二年間。ケータの家の前には生粋の派手な性格の妖怪であると思しい新たな「ゴージャス大使」が来て派手な宣伝活動を繰り広げていた。このとき宣伝を聞いていたのは砂夫、ひも爺、ノガッパ、雨女、ドンヨリーヌ。
人間界に来た妖怪たちはどうしても先ずはケータの家から襲撃を開始するらしい。そしてジミーの証言に基づいてカゲウスオの真相を暴くときのウィスパーは喪黒福造の顔をしていた。
三。
百鬼姫のお忍び☆百鬼夜行事件。
赤鬼たちが護衛を務める地獄の城で家老のカゲ老師に守られている百鬼姫は、さくらニュータウンのアッカンベーカリーの限定メロンパンを味わってみたいと思い、城を抜け出して御忍びで人間界のさくらニュータウンに来た。しかし、目当ての品がさくらニュータウンにあることまでは知っていても、そのどこにあるのかを知らなかったので、街で遭遇した妖怪たちに悪口を放ちながら手掛かりを探した。
ジバニャンは腹巻、ウィスパーは茹タマ野郎、コマさん&コマじろう兄弟は渦巻A・B、メラメライオン&あつガルル率いる暑い系妖怪集団は赤モジャ・デカ耳・褌・赤パンツと呼ばれ、人間ケータも寝癖と呼ばれた。
幸い、ケータがアッカンベーカリーの限定メロンパンを持っていたので、百鬼姫はそれをもらう受けて満足して帰った。このメロンパンにはメロン色のクリームが入っている模様。パン祭のヤマザキはアッカンベーカリーの百鬼姫メロンパンを販売しているのだろうか。
ところで。百鬼姫の家老はカゲ老師。ゴージャス大使の正体はカゲウスオ。何れも「カゲ」。影に絡んだ妖怪が連続して登場したのは、やはり年末の映画の題「シャドウサイド」に関係しているのだろうか。
ミサイルについてツイート/劇場版SAOプロダクションブック到着/月刊コロコロコミック十月号で連載怪始たかはしひでやす怪盗少年ジョーカーズの主人公二人カイとJ/妖怪ウォッチにゲゲゲの鬼太郎
朝、目覚まし時計の代わりのテレヴィで突然ミサイル発射のニュース。このことをtwitterに書いたら、短時間で凄まじい数のインプレッションを頂戴し、普段よりも遥かに多数のリツイート&「いいね」も頂戴した。過分の反応で勿体ないことだが、それだけ世間の関心も高いのだろう。
昼、このところ仕事をともにする機会の多かった人と一緒に約一時間の小会。興味深い話を聴いた。
夕方、帰宅の前に銀天街のアニメイト松山店に行って「ひるね姫」ブルーレイディスクを購入しておきたいと思いながらも仕事の都合で六時四十五分までは職場を出ることを得なかったので諦めてしまっていた。しかるに、電車内で不図twitterを眺めれば、アニメイト松山店が今日から月末まで営業時間を夜七時半まで延長する由のツイートを発していた。このツイートをもっと早く見ていたなら余裕で間に合っていたのに。迂闊だった。ともあれ、電車に乗る前に大街道の明屋書店で『月刊コロコロコミック』十月号を入手することはできた。
帰宅後、昨夜と同じく大根を微塵に切ってオロシ大根状態にして煮込んでいたところ荷物の配達があり、注文しておいた『劇場版ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- プロダクションブック』が無事到着した。
そして夕食後、『月刊コロコロココミック』十月号を眺めた。
今号から始まる新連載、たかはしひでやす新作「怪盗少年ジョーカーズ」は小冊子化されて本誌に挟まれていた。表紙には「連載怪始」と記されているのも面白い。主人公は少年男子二人。カイとJで怪盗ジョーカーズ。Jこと輝夜木十一(かがやきじゅういち)は怪盗ジョーカーことジャックの子。カイは二十面海人(にとめかいと)で、曽祖父は伝説の怪盗、怪人二十面相。しかも怪人二十面相はジャックの師シルバーハートの師にあたる。だからJはカイに接近し、一緒に活動するように仕向けた。
なお、今年の「妖怪ウォッチ」映画には伝説の妖怪、ゲゲゲの鬼太郎が遂に登場するらしい。衝撃の、しかし待望の展開。
月刊コロコロコ10月号。怪盗少年ジョーカーズ連載怪始。カイとJで怪盗ジョーカーズ。Jこと輝夜木十一はジャックの子。カイは二十面海人で、曽祖父の怪人二十面相はシルバーハートの師。だからJはカイに接近した。#怪盗少年ジョーカーズ #怪盗ジョーカー #m_joker #コロコロ pic.twitter.com/ssN1bF0rF4
— 翔一 (@gracilistepuer) 2017年9月15日
劇場版ソードアート・オンライン-オーディナル・スケール-プロダクションブックが無事到着。#SAO #sao_anime #劇場版SAO #キリト #A1pictures #aniplex pic.twitter.com/EgIrovsI4b
— 翔一 (@gracilistepuer) 2017年9月15日
アニメイト松山店に行きたいと思いながらも仕事の都合で6時45分までは職場を出ることを得なかったので諦めてしまっていた。このツイートをもっと早く見ていたなら余裕で間に合っていたのに。迂闊だった。#アニメイト松山店 #銀天街 #ひるね姫 #月刊コロコロ https://t.co/NcpYcJQfGC
— 翔一 (@gracilistepuer) 2017年9月15日
一つ再認識できたこと。日本は戦争の放棄を堂々宣言しているが、近隣諸国は戦争を放棄していないし軍備も増強し続けているので、日本側の意思に関係なく何時でも戦争は勃発し得るということ。かねて一部ではそう言われてきたが、多くの人はそうは思っていなかったろう。#ミサイル
— 翔一 (@gracilistepuer) 2017年9月14日