エンマ大王&ぬらりひょん議長の妖怪ハロウィン開催

 今日も忙しかったが、帰宅後の夜に「妖怪ウォッチ」を視聴する程度の余裕があった。何故だろうか。
 ところで。
 ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」公式チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第百九十四話を視聴。
 一。
 エンマ大王の妖怪ハロウィンだニャン!事件。
 前回の第百九十三話で予告されていた通り、エンマ大王と近臣ぬらりひょん議長が登場した。エンマ大王が妖怪ハロウィンを開催し、これにジバニャン、ウィスパー、トムニャン、コマさん&コマじろう、USAピョン、ヒキコウモリをはじめ馴染みの妖怪たち皆が参加。なぜかケータとイナホも参加。
 ケータはエンマ大王には年に一度、冬にしか会わないと語ったが、確かに、二年前の十二月公開の映画と一年前の十二月公開の映画にはエンマ大王が登場した。しかしエンマ大王は映画だけではなくテレヴィ版にも過去に(確か)三度は登場したことがある。これに比して、三年前から映画には必ず登場してきたフユニャンはテレヴィ版には殆ど登場しない。登場したとしても、声を発したことはない。対するにエンマ大王は、テレヴィ版における僅かな出番に一言だけ声を発したこともある。このように比較すると、フユニャンの出番の希少性が際立つ。
 今回、ケータ、ジバニャン、ウィスパーの一行がエンマ大王の城へ潜入しようとしたとき、ヒキコウモリが門番を買収して正門を開けさせた。これと同じ展開は二年前の映画で見られた。実に懐かしい。
 ウィスパーがエンマ大王の偉大な地位を「大統領的な、監督的な、班長的な、店長的な、パートリーダー的な」等の肩書で表現しようとしていたのは、三年前の映画における「ラスボス的存在」ウバウネの自己紹介を想起させた。

今宵も田中くんはいつもけだるげ第九巻を読み始められない

 昨日まで二日間も連続で休んで、今日は働いて、帰宅後の夜、楽な姿勢で「田中くんはいつもけだるげ」第九巻を読もうと思っていたら、頁を開く前にそのまま寝てしまっていた。このところ、どうしても読み始められないでいる。

松山城下の書店の現状を知る

 休日。昨日も大いに寝て、今日も大いに寝たのに、なおも眠り足りない。なかなか休めない日々が続く中では可能な限り睡眠時間を確保するように努めてきたつもりだったが、どうやらそれでも充分ではなかったらしい。
 午後、書庫で探し物。吾が庵の書庫にはそれなりに多数の書物があるが、不図、本居宣長の著書を読みたくなって探してみたら、あるはずと思っていたのになぜか一冊もなかった。江戸時代の思想の書も多少はあるのに肝心なものがなかったことに驚いた。そこで夕方に外出。松山城下の書店数軒を巡り本居宣長の書を探し索るに、高島屋紀伊國屋書店には〇冊で明屋書店には銀天街店でも大街道店でも岩波文庫自体が〇冊。唯一、ジュンク堂書店岩波文庫『玉くしげ』があったが、吾人がそれを購入したので〇冊になった。今、松山城下の書店に本居宣長は〇冊。

特別版Free!-Take Your Marks-鑑賞二回目

 休日。昼二時三十五分頃に外出。衣山までの移動方法について検索してみるに、市内電車と郊外電車を乗り継いだ場合には衣山駅へ到着するのは三時二十二分であると判明したので、仕方なく急ぎ足で歩いてゆくことに決めた。電車で行けば楽ではあるが、凄まじく遠回りをすることになるのに対し、徒歩で行けば疲れるとはいえ遠回り一切なく一直線に進行できるので実は電車で行くよりも少しだけ早く着くと期待できる。実際、三時十三分にはシネマサンシャイン衣山に到着し、発券を済ませることができた。次いでアイス抹茶オレを買い、来場者特典を受け取って入場。
 昼三時二十分から「特別版 Free! -Take Your Marks-」(Free_TYM)を鑑賞した(二回目)。
 一週間前にも書いたように、全四話から成る内の第一話の演出を手がけたのは「聲の形」の山田尚子監督で、第二話の演出を手がけたのは「ハイ☆スピード!」と「氷菓」の武本康弘監督。この第二話の演出に武本康弘監督を迎えたのは新たな「Free!」全体の監督を務める河浪栄作監督の大英断であると思う。なぜならこの話の中心をなしている鮫柄学園の水泳部のみならず岩鳶高等学校水泳部にしても湊風館高等学校水泳部にしても、バカ男子たち皆が生動していたから。絵も構図も多彩な変化に富んで、少年漫画風の勢いに満ちていた。そして桐嶋夏也の完璧な格好良さは、映画「ハイ☆スピード!」において武本康弘監督が見せた表現の再来だった。
 この第二話が、鮫柄学園好きではない者でさえも楽しめる出来であるのは武本康弘演出の力であると云うほかないが、無論その演出の鮮やかな表現として、武本康弘監督のテレヴィアニメ「小林さんちのメイドラゴン」に通じる柔かな愛らしさを具えた画であることの効果も多大だろう。作画監督を務めたのは丸子達就。「小林さんちのメイドラゴン」でも作画監督を務めていた丸子達就は、『ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-クリエイターズメッセージブック』では桐嶋郁弥を美しく描いていた(59頁)。
 第一話の、橘真琴が慌てながら七瀬遙に駆け寄ろうとする動作は、名作「氷菓」の第十四話「ワイルド・ファイア」における伊原摩耶花の走る姿を想起させた。あれの演出も山田尚子監督だったろう。

 

 

七十二時間ホンネテレビ七十二曲ライヴに打ち上げ花火&前前前世

 少しだけ残業し、大型食料品店で買物をしてそこの駐輪場で猫の群を眺めて帰宅。大根と椎茸を砕いて煮込んでコロッケにかけて食べたあとは速やかに寝て、起きたのは翌朝三時半頃。再び寝て、再び起きたのは九時半頃。
 一度目に起きたとき不図インターネット上のニュースを見るに、かの「72時間ホンネテレビ」終局の「72曲ライブ」ではDAOKO×米津玄師の「打ち上げ花火」とRADWIMPSの「前前前世」も歌われたらしい。昨年のこの季節には「君の名は。」を楽しみ今年の夏には「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を楽しんだので、それぞれの歌が七十二曲中に選ばれたのは何となく嬉しい。

 

健康ではなくとも不健康には陥らない

 昨日は休日だったが、今日は仕事。
 このところ充分には休めない日々が長く続いているので、兎に角、不健康状態にだけは陥らないように、あらゆる娯楽を犠牲にしてでも、帰宅後には早めに寝る生活を持続している。

実写版の映画氷菓を鑑賞/コミカライズ氷菓第十一巻とコミカライズSAOアリシゼーション第一巻を購入/焼鯖

 休日。午後に外出。市内電車と郊外電車を乗り継いで古泉駅で降車し、エミフルMASAKI内のシネマサンシャインへ。
 午後三時五十分から映画「氷菓」を鑑賞した。
 実写版の「氷菓」。これを観て、京都アニメーション武本康弘監督の力量を再認識したが、実写版でも関谷純の真相の場に涙がこぼれたのは元々の物語の力だろう。神山市(高山市)の風景には趣があったし、本郷奏多 も良かった。山崎賢人も顔は良かった。
 それにしても、「氷菓」を原作の小説によってのみ親しみ、テレヴィアニメ版もコミカライズ版も観ていない人々が実写版のこの映画を観た場合、果たしてどのように観るのだろうか。生憎、テレヴィアニメ版とコミカライズ版でしか親しんでいない吾には京都アニメーション武本康弘監督の世界が魅力に富み過ぎているので、折木奉太郎千反田えるの実写化の不可能性ばかり考えてしまう。でも折木奉太郎に関しては辛うじて、山崎賢人の顔は嫌いではないので、そこは大丈夫だったとは云える。
 ところで。実写版「氷菓」の感想をtwitterに記したあと不図twitter山崎賢人を検索してみれば、かの話題の「72時間ホンネテレビ」にも出演していたらしいと知った。驚いた。
 テレヴィアニメ版にもコミカライズ版にもなかった要素が盛り込まれていたのは、実写版独自の改変だろうか。例えば、関谷純の名の読み方がセキヤジュンになっていた。テレヴィアニメ版のセキタニジュンという読み方しか知らなかったので違和感があったが、あれは改変であるのか。改変である場合、それは妥当だったのか。
 実写版「氷菓」で伊原摩耶花が描いていた漫画を手がけたのは、コミカライズ版を手がけたタスクオーナ。それで、シネマサンシャインのグッズ売場で「氷菓」のパンフレット一冊と先日購入できなかった「劇場版Fate/Stay night」の通常版パンフレット一冊を購入したあと、エミフルMASAKI 内の書店へ行き、最近発売されたばかりの「氷菓」コミカライズ版の第十一巻と、「ソードアート・オンライン」(SAO)の「アリシゼーション」編コミカライズ版の第一巻を購入。
 帰る前に焼鯖を食べるかどうか思案した挙句、結局はその食堂へ行き、焼鯖と肉豆腐の定食で夕食。相変わらず焼鯖を注文するのは、「Free!TM」と「Free!TYM」の熱気と祝福の雰囲気には乗れていなくとも、七瀬遙たちを嫌いになったわけではないことの表れに他ならない。