アンフェア第五話

フジテレビ系ドラマ「アンフェア」秦建日子原作。佐藤嗣麻子脚本。住友紀人音楽。高橋伸之演出。関西テレビ共同テレビ制作。篠原涼子主演。第五話。
このドラマに出てくる大手新聞社の社会部記者は誰も彼も人命の尊重よりもスクープを取ることを優先する最低な連中だが、甚だ悲しいことに、現実の新聞記者にもそういった輩がいるものだ。例えば四国の愛媛新聞社には嘘で塗り固めた記事を書いて多くの人々や団体を傷付けることで己の手柄とする屑のような記者が実在する。このドラマに出てくる卑劣な新聞記者連中も決して現実離れしてはいないと知らなければならない。新聞とスポーツ新聞と女性週刊誌とBUBKAの間には対して差がないのかもしれない。なお、安藤一之(瑛太)が雪平夏見(篠原涼子)の過去の仕事について検索していたパソコン画面には雪平夏見により射殺された強盗殺人犯の十七歳の少年ユタカ(三浦春馬)の写真が映ったが、果たして彼の死は今回の連続殺人事件に繋がるのだろうか。