神はサイコロを振らない第五話

日本テレビ水曜ドラマ「神はサイコロを振らない」。大石英司原作。水橋文美江脚本。櫨山裕子&内山雅博プロデュース。仲西匡&吉川慶音楽。主題歌=Ryohei feat.VERBAL(m-flo)「onelove」。小林聡美ともさかりえ主演。佐藤東弥演出。第五話。
東洋航空402便消滅事件「遺族会」代表、甲斐陽介(尾身としのり)の弟、物理学専攻の大学生、甲斐航星(中村友也)は、東京大学教授だった量子力学者の加藤久彦(大杉漣)に対して異論の可能性を提案した。十年前に空中に消えた東洋航空402便が十年を経て出現したあと九日後には再び消滅するはずであるとの加藤教授の結論を、この物理学大好き少年が反駁したいと云うのだ。もちろん教授は相手にしようともしなかったが、甲斐陽介の挑発に乗せられて反駁を目指し協力することにしたようだ。黒木亮(小清水一揮)の行方不明の父、黒木誉(鶴見辰吾)を探し出すため公園で大声を出した木内哲也(山本太郎)に対し、黛ヤス子(小林聡美)が「山じゃないんだから。山男じゃないんだから」と云ったのはNHK土曜ドラマ氷壁」に因んだネタ。