音楽の捧げもの

仕事からの帰途、銀天街のCD店でクイケン兄弟の演奏によるバッハ「音楽の捧げもの」を購入。中央郵便局で葉書を発送し大街道を経て何時もの串揚げ店で鍋料理。ヴィデオ店にも寄ってから帰宅。
現在、数冊の書物を同時並行で読んでいる中の一つとして、あの世界的な名著「ゲーデルエッシャー、バッハ」20周年記念版を読んでいる。高校時代から気になっていた憧れの書物だが、最近、偶々縁あって読み始めた。まだ今のところ始めの方しか読んでいないが、流石に面白い。ところで、これを読んでいると音楽の父J.S.バッハの名曲「音楽の捧げもの」をどうしても聴きたくなる。あの曲を初めて聴いたのは中学生時代。当時はアーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーン演奏によるこの曲のレコードを愛聴していた。レコードからCDに乗り換えて以降は、マリナー指揮アカデミー演奏のCDやゲーベル指揮ムジカ・アンティクワ・ケルン演奏のCDを購入して、そして最近は主にゲーベル盤を愛聴していたが、最近またアーノンクール盤を聴き直したくなったので今日CD店に行ったところ、目当ての品こそなかったもののクイケン兄弟の演奏によるCDがあり、クイケン衆のバッハなら間違いなかろうと確信し、購入した次第。聴いてみたところ、なるほど各声部が明確で、謎めいた構造が実に見易い(ような気がする)。

バッハ:音楽の捧げもの バッハ:音楽の捧げもの [DVD]
ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版 ゲーデル,エッシャー,バッハ―あるいは不思議の環