The Perfectible Body和訳二十七

本日の「The Perfectible Body」和訳(二十七)。正直なところ、話題が古代ギリシア・ローマ世界から中世キリスト教世界へ移行するに伴って読み進める意欲も減退していたのだが、放置するわけにもゆかぬので再開すること以下の如し。
「しかるに、一度ギリシアにおける完全性の概念が(そしてそれに伴って完全可能性[perfectibility]の概念も)キリスト教思想へ組み込まれる仕方が見出されるや、現世の生と“来世の生”との間の関係を見詰める全く新たな道も開かれた」(p.57)。