日曜ナイトドラマ女帝薫子第三話-小島純平のヰタセクスアリス

テレビ朝日系。日曜ナイトドラマ女帝 薫子」第三話。
西村紗也(桐谷美玲)を連れ戻すべく秋田から上京して銀座へ来たものの、連絡の手段を断たれて、仕方なく銀座の夜の店で働きながら紗也を探し続けることにした小島純平(中村優一)は、その職場の同僚である夏美(立花彩野)から想いを寄せられ、或る夜、泥酔の夏美を家に送り届けたところで体を求められ、早くも肉体関係を持って童貞を喪失するに至った。断ろうとした彼を寝台に寝かせて先ずは腰のベルトを解いていた行為は、この肉体関係をどのような行為から始めようとしていたかを極めて解り易く示している。注意すべきは、彼がこのとき「やめてください」と云っていたことだ。「やめてけれ」ではなかったのだ。このことは彼が都会の女の前で少しでも都会的に振る舞いたい願望を備えていたことを物語る。女から身体を求められて満更でもなかったのは明白だろう。ゆえに、迫る女を無理に払い除けてでも逃げるという選択肢は固よりあり得なかったと見なければならない。