旅行記四京都国立近代美術館

旅行記四。出張記四。
朝八時半頃にホテルから外出。地下鉄で京都駅から烏丸御池駅へ行き、そこで九時に集合し、伊吹山の方面へ出発。十時四十五分に目的地に到着して十一時の少し前から仕事を開始。約三十分間で業務は完了して十一時四十分には出発。昼二時前に大津に到着し、本日の業務は完了。三時前には京都へ戻った。ホテルの宿泊室内で暫く休憩したのち、外出。
地下鉄で京都駅から烏丸御池駅を経て東山駅へ。京都国立近代美術館の「麻生三郎展」を観照。閉館時間の五時が迫っていたので大急ぎ観て回り、さらに限られた時間でコレクション展も観照。日本画では「新年・雪・早春」と題して、新春と早春を表現した作品群を特集していて、吹田草牧の名品《真鶴の二月》とその草稿や、小松均の《雪の最上川》、堂本印象《冬朝》、西村五雲の《淡光》と《鶴図》屏風等が出ていて華やかだったが、中でも目を惹いたのは奥谷秋石《松渓風雪遊山水之図》、森寛斎《枯木寒鴉之図》、都路華香《雪中鷲図》、岸竹堂《月鴉図》、川端玉章《山澗僻邑》の五幅の並び。特に森寛斎、都路華香、岸竹堂が素晴らしかった。
岡崎公園を出て三条通を歩き、三条大橋を渡り、四条通の書店で少し買物をして、烏丸通へ出て、そこから地下鉄で京都駅へ。夜六時二十分頃にホテルへ戻り、七時頃に再び外出して七時十五分に集合し、京都ホテルオークラへ移動してそこの地下にある料理店で酒宴。散会し、ホテルへ帰ったのは十時頃だったろうか。