昨年十二月二十四日のザ少年倶楽部プレミアム

昨日の夜に見た「ザ少年倶楽部」は三月四日に放映されたものだが、その一週間後の三月十一日には当然ながら「ザ少年倶楽部」の放映はなく、三月十八日にもなかった。そこで昨年十二月二十四日に放映された「ザ少年倶楽部プレミアム」を見てみた。出演していたのは元「平家派」の城島茂山口達也国分太一・井ノ原快彦・長野博坂本昌行の六名。
アイドルになりたくて関西からジャニーズ事務所に押し掛けた城島茂、一度は芸能界を諦めてジャニーズ事務所を退きながらもどうしても諦め切れなくて再びアイドルの道へ戻った坂本昌行、どうしてもデビューの機会を逃したくなくてジャニーズ事務所の社長に直談判した長野博の話には、人生における決断や熱意の重さを感じる。味わい深かったのは、桂三枝に対する山口達也の感謝の涙の場面だろう。TOKIOのデビュー前に彼等とテレヴィで共演していた縁のある桂三枝が、年末の歌番組で「平家派」が歌うのを偶々テレヴィで聴いて感銘を受け、わざわざ関係者に依頼してまでも、その歌を録画したものを取り寄せたことを語ったのを聴いて、山口達也は感動の余り泣いてしまっていたのだ。