伊佐爾波神社と護国神社に参詣

休日。昼一時まで寝ていた。夕方に外出して、道後湯月八幡宮こと伊佐爾波神社と、愛媛縣護國神社に参詣。
先ずは道後湯之町の商店街を抜けて、道後温泉本館の右脇を歩いて、一遍聖生誕地である宝厳寺へ至る旧遊郭の前を過ぎて、八幡宮へ。石段を一気に駆け上がり、手を洗って鈴を鳴らして二礼一柏手一礼の拝礼をしたあと、回廊を逍遥しながら神殿の華麗な姿を眺め、絵馬を見物した。
石段を一気に駆け降りていた途上、石段を登りながら途中で力尽きている人を見た。確かに大変に長い階段ではあるが、この程度で疲れているようでは讃岐金刀比羅宮へ参詣することはできないだろう。
宝厳寺へ至る旧遊郭の前を過ぎて、道後温泉本館の背面を行って、その脇で少彦名命の玉の石にも拝礼して、正面へ回って商店街を抜けて護国神社へ。
既に参拝の時間が終わっていたらしく、手を洗おうにも水は止まっていた上、賽銭を捧げようにも本殿の戸が閉まっていたのは吾ながら迂闊だったが、ともかくも拝礼。境内の石碑や彫刻を見学して感銘を受けたが、何と云っても桜が美しかった。既に散りかけてはいたものの、風情は雅やかだった。本殿の周囲の桜も優美だったが、鳥居と外の鳥居との間の、参道と車道を彩る桜の並木も、夕闇の中に微かに桜色に輝くように見えた。慰霊祭の時期には満開で、もっと盛大に華やかだったのだ。