風の流れ

出勤。わずか二百文字の原稿の執筆。一万字の文を書くよりも二百字の文を書く方が難しい。昼、松山祭の会場へ赴き、冷茶蕎麦で昼食。午後には女友氏一家の来訪あり、子息氏の形の認識における鋭さを再び目の当たりにした。夕方、退出後には松山祭の野球拳踊における愛媛大学連の踊だけ見たあと、早めに帰宅。
夕食後、饅頭一個だけ食べたら満腹で動けなくなり、眠くなり、起きたのは翌日の午前三時。中途半端な時刻だったので再び寝て、起きたのは朝六時。ゆえに八月十一日午前七時三分に記之。
冷房と扇風機を併用しているが、なぜか涼しくないので扇風機の向きを少し変えてみたところ大いに涼しくなり始めた。そういえば、これは昨年までの扇風機の配置へ復しただけではあるのか。空気の流れを上手く制御できなければ冷房の効果は活かされないと知るのみ。
ところで。
一遍上人の生誕の地として知られる道後の法厳寺の本堂等が焼けて重要文化財一遍上人立像が焼失した(あるいは焼失と見せかけて盗まれた)のは、日本の歴史と文化に憎しみを抱く者による放火事件としか思えない。