大根を煮る

出勤。静かな日だった。風邪が流行っているようで、実際、今日も寒かった。寒くて元気が出ない。夕方には大型食料品店にも寄らず真直ぐ帰宅。寒い日には大根を煮るのが一番よいような気がするので、大根を煮て夕食にした。
先の東京の選挙の結果に関する某新聞の論評の様子について情報を得て、大いに興味深く思った。その新聞が叩きまくりたいはずの候補者を、落選後の今も、今一つ叩き切れていないらしいのだ。政党の支援を得ることもできず、当の新聞から所謂泡沫扱いをされていたらしい候補者が、大方の予想を超え、六十一万票も獲得して主要候補とされた三人に迫っていた事実は、その新聞に対しても民意の重さを突き付けたのだろう。脱原発という単純化された言葉一つで逃げ切ろうとした軽薄な某候補者とは全ての面で正反対の候補者だったのは間違いない。