旅行記二/東京都江戸東京博物館/板橋区立美術館探幽三兄弟展

旅行記二。
朝十時頃にホテルから外出。浅草駅から蔵前駅を経て両国駅へ。その間、浅草線の蔵前駅大江戸線蔵前駅が全く繋がっていないのには驚かされる。両国駅を降りて直ぐに見えるのが東京都江戸東京都博物館。五月十一日まで開催されている江戸東京博物館開館二十周年記念特別展「大江戸と洛中 アジアのなかの都市景観」を見物。
宇和島城下絵図屏風、延岡城下図屏風、天保年間鹿児島城下絵図屏風等も出ていた。鹿児島城下図を見て「城がどこにあるのか判らない」と語り合う人々がいたが、なるほど、薩摩の島津家のような加賀の前田家に次ぐ大藩の居城に天守閣が築かれなかったというのも、信じ難い事実であるのかもしれない。
併せて常設展示も見物。原寸大復元模型の日本橋の下にある原寸大復元模型の中村座では連日「えどはく寄席」を開催しているらしく、今日は三味線と和太鼓の演奏を開催していた。演奏終了後には、子供たちに和太鼓の実演をさせていた。一階にある食堂のカレーで遅い昼食を摂って、昼二時半頃に博物館を出た。
両国駅から春日駅を経て西高島平駅へ。赤塚城址の公園には梅花が咲いて、普段に増して賑わっていた。板橋区立美術館で今月三十日まで開催されている「探幽3兄弟展 狩野探幽・尚信・安信」を観照。閉館時間の夕方五時の少し前に退出した。
西高島平駅から春日駅蔵前駅を経て浅草駅へ。柳川鍋で夕食。ホテルへの帰途、マルベル堂があるのを見た。ホテルへ帰ったあと凄まじく眠くなり、深夜一時頃に起きたが、直ぐに寝て、三時頃にも起きたが、直ぐに寝て、起きたのは翌朝六時半。ゆえに三月二十六日午前七時間五十四分に記之。