旅行記/高松城/香川県立図書館

休日。朝九時前後に外出し、市内電車で道後温泉駅から松山市駅へ移動。松山市駅で高松行の往復券を購入し、九時五十分に出立。昼十二時半頃にJR高松駅に到着。道中、快晴の夏の空を描いた絵を見ていたとき窓の外の松山は曇天だったが、高松は夏のように快晴。余りにも暑いので、長袖シャツを畳んで、Tシャツで活動することにした。今日ここへ来た目的は香川県立図書館で数冊の資料を調べることにあるが、折角の観光日和であるので先ずは高松駅の直ぐ前にある玉藻公園高松城址を見物した。披雲閣の見事な庭園を歩いて、陳列館で藤原佐理の書等を見て、天守閣跡に設けられた展望台から高松市内を眺望したあと、城を出て二時十五分頃、城に接する琴平電気鉄道の高松築港駅へ。図書館へ行く方法を駅員に教えてもらい、駅に接する堀の中の魚を眺めながら電車の到着を待ち、二時三十分に出立。太田駅で降りて、駅に近いバス停留所で約三十分間を過ごし、香川県立図書館へ到着したのは三時二十五分頃。実に広々として立派な図書館だったが、司書も博識で親切だった。おかげで一応の目的を短時間で果たし得た。心から感謝。閉館時間は夕方五時。その少し前に図書館を出たところ、上手い具合に四時五十八分のバスに乗ることを得て、太田駅では五時十四分の電車に乗ることを得たが、高松築港駅からJR高松駅へ着いた時点では既に松山行の高速バスの五時三十五分発の便は発ったあとだった。六時二十分発のバスの座席指定をして、約三十分後に出立。大街道で降車して、市内電車で道後まで戻り、大型食料品店に寄って帰宅したのは九時半頃。
流石に凄まじく眠くなり、起きたのは翌朝七時頃。ゆえに六月十五日午前十時七分に記之。