旅行記四/金龍山浅草寺/東京国立博物館台湾国立故宮博物院展

休日。三日間の旅行中に購入した図録類を宅配便で発送して、朝十時にホテルを退出。浅草を去る前に金龍山浅草寺へ参拝しておこうと思い、先ずは銀座線の浅草駅へ行き、コインロッカーへ大きな荷物だけ預けた。雷門をくぐり、仲見世を見物しながら歩いた。今日も世界各国からの観光客が多く、様々な言語が飛び交っていた。途上、下駄や雪踏の店に寄って、涼しげなデザインの雪踏を購入。今夏これを愛用しよう。浅草寺への参拝を終えて仲見世を戻る途上には、扇の専門店で深い緑色の柿渋の扇を購入。十一時十五分頃に浅草を発って、JR上野駅へ入ってコインロッカーへ大きな荷物だけ預けて、上野恩賜公園へ行き、再び東京国立博物館へ。今回は漸く、平成館で開催されている「台北国立故宮博物院-神品至宝」を観照。見終えたあとは平成館一階で開催されている「伊能忠敬の日本図」も見物。さらに考古展示室にも入り、須恵器の特集を興味深く見た。昼三時頃に平成館を出て、久し振りに表慶館にも入ってみた。展示がなくなって休憩所になっていた。大正期の洋館の豪奢な造形が見易くなっていた。三時二十分頃には上野恩賜公園を後にして、上野駅から浜松町駅を経て、四時二十分頃には羽田空港へ到着。ここで漸く遅い昼食を兼ねた早い夕食を摂った。夕方五時十五分に出立して松山空港へ戻り、道後温泉駅前まではリムジンバスで移動。帰宅したあと近所の業務用の食料品店で野菜とアイスクリーム等を購入。洗濯して、明日の朝食のための米を炊いて、落ち着いた。