六十九周年の日

出勤。今日は敗戦六十九周年の日。昼には、日本武道館行幸啓を仰いで挙行された全国戦没者追悼式のテレヴィ中継放送に合わせて職場でも黙祷の時間あり。山積する仕事を小さなところから一つ一つ片付けるようにして午後を過ごし、勤務時間後には何時になく雑談を少し楽しんで、夜七時頃に退出。今日も混雑気味の満員電車に乗車。道後で降りて、大型食料品店に寄って帰宅。非常に創意工夫に富んで面白い出来栄えの仕事が、むしろ基本の目的を大切にすることで成り立っているらしいということに、さらに感心した。
深夜、久し振りにピーター・ハーフォードの独奏によるバッハのオルガン音楽全集CDを取り出して、パソコンで聴いてみたところ、かつてCDプレイヤーでもパソコンでも残念にも音が飛んでいた箇所が新しいパソコンでは幸いにも何の問題もなく普通に再現された。実に喜ばしいこと。早速、前奏曲とフーガ、協奏曲、トリオソナタをデータ化してウォークマンに収めた。ここ数年間にわたり専ら聴き続けてきたマリー・クレール・アランの軽やかな演奏も良いが、ハーフォードの厳格な演奏も心地よい。