旅行記三/彦根城

旅行記三。
仕事は昨日で終わって今日は休日。朝七時四十分頃に起きて、八時頃にホテル一階の食堂で朝食。暫し寛いで十時頃にホテルを退出。瀬田駅を鈍行で発ち、十一時二十分の少し前に彦根駅へ到着。駅の窓から彦根城が見えた。窓の脇には名将ひこにゃんの画像。駅前には井伊直政公騎馬像。駅前から城へ真直ぐ伸びる大通を歩けば、突き当りには滋賀県護国神社。参詣してから登城。名将ひこにゃんの居城として知られる天下の名城、国宝「彦根城」は、確かに華麗な姿をしていた。天守閣から琵琶湖を眺望。売店で彦根城解説書四冊と、ひこにゃんグッズを購入。少し降りたところにある売店にも寄って、ひこにゃん勾玉と、御当地ジバニャンのメダル型キーホルダー類を購入。店内で最も若い人が店長であるらしい。堀に架かる橋を渡って城を出たところにある佐和口多聞櫓の開国記念館では、現在改修工事のため休館している彦根城博物館の企画による「佐和山城石田三成」展を開催中。石田三成といえば妖怪軍師ウィスベエこと妖怪執事ウィスパーの主君であるとも云える。展示を見たあと図録を数冊購入。本陣という名の大きな土産物店に入れば、ひこにゃんグッズが実に多彩だった。ひこにゃん時計キーホルダーを買おうか否か悩んだ末に買わなかったが、やはり買っておくべきだった。街中の至る所に城主ひこにゃんの画像や石像があるのを眺めながら駅へ向かい、駅に近い食堂で遅めの昼食を摂ってから昼二時半頃に彦根駅へ帰着。二時五十五分に彦根駅を出発し、京都駅、岡山駅を経由して夜八時二十分頃に松山駅へ到着。市内電車で道後まで戻り、帰宅。本日開店したはずの道後喜多セヴンイレヴンに行ってみれば、かなり賑わっていた。荷物を解いて洗濯し、明日の出勤用の荷物を整えて、茶を煮て大いに落ち着いた。これで当分は出張もなくなることだろう。