オッタマゲーターの家族愛の話/ブシニャンと鰹節

ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で第九十四話の配信あり。
イナウサ不思議探偵社第五回のあとにはケータの話が二つ。
オロチとキュウビとイケメン犬がハナホ人と親しいという意外な事実。
妖怪オッタマゲーターの事件。
オッタマゲーターもプライ丼やダラケ刀と同じく博多辺の言葉を用いる妖怪の一員。
オッタマゲーターに憑かれていたケータは、自分が妖怪に憑かれていることに気付いていなかった。ジバニャンとウィスパーから「妖怪の所為」ではないのか?と指摘されても気付かなかった。妖怪やきモチに憑かれていたときのケータは、妖怪の所為であると気付いていながらも気付かない振りをしていたが、今回は本当に気付いていなかった。
オッタマゲーターが妖怪になった経緯は「みにくいアヒルの子」にも似た悲しい話で、結局は、かつて家族像全に一緒に生きていた白鳥の家族からの愛に包まれる幸福な結末を迎えたが、それは余りにも不条理な幸福。ジバニャンは家族愛の話には必ずや涙を流して感動する。
固いものを斬りたがるブシニャンの事件。
江戸時代、城に住んでいるブシニャンは鰹節を斬り刻んで武芸の修行に励んでいたらしい。その技を名付けて「かつおブシ斬り」と云う。今回は他に「巨大生魚お刺身斬り」、「円形洋菓子等分斬り」、「混合妖怪分裂斬り」を披露した。
ジバニャンとウィスパーが融合すると、ブチニャン。ブシニャンとウィスパーが融合すると、ブシパー。何れでもウィスパーだけは喜んでいるが、ジバニャンもブシニャンも、一秒でも早く分離したいと主張する。そしてケータは常に「ウィスパーの要素が全然要らない」と感想を述べる。