カラ松の格好よい話

アニメをテレヴィでは見ないでニコニコ動画で見ているので、常に一週間遅れる。ゆえに今日ようやく「おそ松さん」第二十四話を見たが、世間では既に第二十五話=最終回が放映され、大いに視聴されたに相違ない。第二十四話では、トト子が厳しい現実に直面する話にしても、松野家の兄弟が現実へ向けて一歩を踏み出す話にしても、何とも云いようのない悲しみが満ちていた。この悲しみは、往年のモノクロ時代のアニメ「おそ松くん」の天真爛漫奇想天外の面白さを踏まえるとき最大限に極まる。しかし多分、この悲しみは第二十五話で完全に覆されるのだろう。取り敢えず、カラ松の格好よい場面をいくつも見ることができたのが第二十四話一番の収穫。遠い昔、小学生時代に原作漫画を初めて読んで以来のカラ松贔屓としては今回のは良い話だった。