ボー坊とハムとソーセージ/砂夫の真の恐ろしさ/無理南天内臓の艶姿壁鈍一代男/レストランの品揃え

ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第百二十八話&第百二十九話を視聴。
先ずは第百二十八話。
アンドロイド山田第四回。イナウサ不思議探偵社復活第九回。ケータとジバニャンとウィスパーの話。
イナホ&USAピョンの探偵社。
依頼人、たらいまわし。調査対象、ボー坊。
ボー坊はどういうわけか夜にはペットショップのハムスターの籠の中で寝る。そしてソーセージを見るのを恐れるばかりか、ソーセージ店の看板を見るのも恐れる。ソーセージ店というのは、都会には存在するのだろうか。
イナホによる実験の結果、ボー坊はソーセージと聞けば怒るだけではなく、実はハムと聞けば怒りを鎮めることも判明した。ケータもウィスパーもジバニャンも知らない事実。
それには生前の悲しい事情があった。ボー坊も人間から妖怪へ転生していたのだ。生前、小さなハム工場で検査員を務めていたが、やがて小さなハム工場の隣には巨大なソーセージ工場が進出し、必死に頑張ったものの資本の差が大きく、ついにハム工場は買収されてソーセージ工場に変えられた。愛するハム検査の仕事を奪われ、ソーセージを憎しみながら亡くなった彼は、ボー坊と化した…というのが、イナホとUSAピョンが聴かされた真相だった。
妖怪無茶ぶりっ子事件。
フミカを操ってケータやクマやカンチに無茶な要求を突き付けた無茶ぶりっ子に対し、ケータは砂夫で抗戦。無茶ぶりっ子からどんな無茶なことを要求されても、砂夫の力で軽々と応じてみせるという作戦だが、どう考えても、それで勝ったところで勝った気がしないのではないかと予想できる酷い作戦。実際、ウィスパーは完璧妖怪セバスチャンの眼前で「妖怪執事ナンバーワンはセバスチャン様でウィス」と表明させられ、ジバニャンはニャーケービーフササのポスターに落書をさせられた。この時点で敗北を認め、ケータに妖怪メダルを渡して去った無茶ぶりっ子の情け深さ。情け深くなかったのはウィスパーとジバニャンで、ケータに無茶な要求を突き付け、援軍としてハナホ人、はらおドリ、パッカーを呼んだ。
しかし今回の話で本当に怖ったのは砂夫の強大な力。
続いて第百二十九話。
アンドロイド山田第五回。イナウサ不思議探偵社復活第十回。ケータとジバニャンとウィスパーの話。
イナホ&USAピョンの探偵社。
依頼人、家ーイ。調査対象、ムリカベ。
早朝に調査活動を始めるのはイナホ自身の発案に基づいていたらしい。そして明らかになった意外な事実は、ムリカベも昔は人間だったらしいということ。歌舞伎役者、十一代無理南天内臓の「艶姿壁鈍一代男」のポスターを見詰めていたムリカベは、どうやら生前は六代目の無理南天内臓だったと思しい。
妖怪デモネード事件。
何を云っても「でもねえ」と反応して話を先に進めようとはしないデモネード。レモネードのような恋をしたいと云うデモネードに恋の相手を見付けてやるため、ケータはメラメライオン、キュウビ、イケメン犬を召喚したが、当然「でもねえ」と反応されてしまった。そこへ偶々来訪したサンデーパパがデモネードの心を捉えた光景は、ケータにレストランのショウウィンドウを連想させた。