鷹狩のKKブラザーズ/イナホとケータとフミカ/ケータの家でUSAピョンとトムニャン/難攻不落の妖怪

ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第百三十四話を視聴。
コマリーヒルズ青春白書第二回。イナホとUSAピョンの話が一つ。ケータとジバニャンとウィスパーの話が二つ。ただしイナホの話にはケータも登場し、ケータの話二つの内一つにはUSAピョン&イナホも登場した。そして久し振りにトムニャンも登場。
コマリーヒルズ青春白書。
今回、Kコマーはブレンダの夢の中に出てブレンダを楽しませたあと、さらにハイスクールのスポーツ大会では鷹狩の扮装で魅了したのみか、その力量でブレンダを危機から救い、ますますブレンダを虜にした。
Kコマーは左腕に立派な鷹を乗せて豪奢な錦の装束を身にまとい、見るからに殿様(「ジャポンのセレブ」)の風格を漂わせたが、さり気なくKジーロも裃を身に着け、侍の格好をしていた。
Kコマー&KジーロのKKブラザーズがあまりにもコマさん&コマじろう兄弟によく似ているので、両名が鷹狩の扮装をしていても何の違和感もないが、本当はKKブラザーズはメリケン妖怪であるはずで、コマさん&コマじろう兄弟ではない(…と思われる)。ジンメンドッグはどこからどう見ても悪役。
イナホのカンガエルーひと第二回。
再びカンガエルーに憑かれたイナホは、ケータに接するフミカの内面にとんでもない悪意を見出した。無論そんな悪意はなかったばかりか、「ケータさん」を見舞うに相違ないと推理されていた惨事に見舞われたのはイナホだった。それにしてもフミカはどうして「モーレツ炭酸ヨカコーラ」のような聴くからに強烈な飲料を、しかも路上で飲もうとしていたのか。
イナホの話にクマと妹ベア美、フミカとケータが登場し、物語の世界に一体感が生じて俄然楽しくなる。
USAピョンの家出事件。
ケータとウィスパーとジバニャンの話だが、登場した妖怪がUSAピョン。イナホと喧嘩して家出してきたUSAピョンがケータの家に転がり込んできた。相変わらず妖怪に頼られてしまうケータ。そこへ隣家のトムニャンも遊びにきて、メリケン妖怪同士ということでUSAピョンと意気投合。
ケータはUSAピョンの顔がベイダーモードになっているのを見て恐れていたが、なるほど、ケータもウィスパーもジバニャンも、既に(映画「エンマ大王と5つの物語だニャン!」における)エンマ大王の居城でUSAピョンのベイダーモードの威力を目の当たりにしていた。
USAピョンの家出を心配したイナホもケータの家を訪ねてきた。USAピョンの居場所をどのように知ったのか。気配を察知し得たのか、それともUSAピョンが頼り得る先は妖怪ウォッチ所有者のケータしかいないと推理してその住所を探り出したのか。
事態の解決のためケータは馴染みのバクロ婆を召喚してイナホに憑かせたが、いつの間にか砂夫がイナホに憑いていた。
妖怪ピヨピヨコ事件。
トワレに行くべく自室を出ようとしたケータが戸の脇の壁に打つかって、どうしても戸の外へ出ることを得なかったのはピヨピヨコに憑かれていたから。この妖怪の恐ろしい点は、妖怪ウォッチを用いても容易には姿を見ることができないところにある。憑かれた人がどこかへ打つかって目を回している間にしか姿を見せない。憑かれた人がどこかへ打つかり続けて目を回し続けたなら、その打撃を吸収することでピヨピヨコは次第に成長し、成長し切った暁には漸く旅立ってくれるが、そうなるまでの間は決して去ることがない。これでは対処のしようもない。実はピヨピヨコこそは一番の強敵であるのかもしれない。