再びシネマサンシャイン衣山で君の名は。&聲の形を観る

代休日ということで、家に引き籠って過ごそうかとも思っていたが、衝動が止まず午後三時頃にタクシーに飛び乗り、衣山へ。シネマサンシャイン衣山へ行き、昨日と同じく映画「君の名は。」と「聲の形」を立て続けに鑑賞。三時半から「聲の形」が上映されるかと思い込んでいたが、どうやら三時十五分からの上映だったらしく、既に始まっていたので、予定を変更。三時四十分から「君の名は。」を鑑賞し、観終えたあと直ぐ、夕方五時五十五分から「聲の形」を鑑賞。観終えたのは夜八時頃。
両作品とも昨夜初めて観て、今日が二度目だが、昨夜観たときよりも今日は一段と魅了された。もっと早く観初めて、もっと何度も観直しておくべきだった。
両作品には陽と陰の差に近い個性の違いがあるが、同時に、何となく響き合うような面もなくはない。「君の名は。」では、主人公の男子と女子は互いに人生を交換し合っていることもあって完全に心を通じ合わせているが、遠い空間と時間を隔てていて、どうしても会うことができなかったのに対し、「聲の形」では、主人公の男子と女子は何度も何度も繰り返し会い、ついには毎日のように会うまでになり、互いを深く思いやっていたにもかかわらず互いの心をなかなか通じ合わせることができないでいて、それゆえにそれぞれに思いを深めずにはいなかった。両作品は、似たような問題をそれぞれ全く正反対の角度から描こうとしたと云える面があるのかもしれない。だから両作品を二つ立て続けに鑑賞するのは格別に面白い。両作品をこのように一緒に鑑賞することのできる期間が、果たしてどこまで続いてくれるのだろうか。