仮面ライダーエグゼイド第四話&第五話

平成仮面ライダー第十八作「仮面ライダーエグゼイド」。
第四話「オペレーションの名はDash!」。
第五話「全員集結、激突Crash!」。
第四話では、主人公の「天才ゲーマー永夢」こと仮面ライダーエグゼイド=宝生永夢(飯島寛騎)と連携し得る人物として、仮面ライダーレーザー=九条貴利矢(小野塚勇人)が登場。柄の悪そうな不良にしか見えないが、監察医であるらしい。仮面ライダーレーザーは実はバイクであり、ゆえに正確には「ライダー」ではあり得ない。むしろ自身に乗る「ドライヴァー」を必要としていて、格好の「ドライヴァー」(「ライダー」)として見出されたのがエグゼイド=宝生永夢に他ならなかった。だから、九条貴利矢は宝生永夢を本心では仲間とも味方とも思っていないらしいにもかかわらず利用できる相手であるとは思っていて、今後も同盟、連携を続けてゆくのだろうことが予想される。
第五話では、宝生永夢や仮面ライダーブレイブ=鏡飛彩(瀬戸利樹)、仮面ライダースナイプ=花家大我(松本享恭)に敵対する「黒いエグゼイド」が本格参戦。しかるにその正体は、表向は彼等の最大の協力者、支援者であるはずの幻夢コーポレーション社長、檀黎斗(岩永徹也)。こうして、悪の力を用いて善をなすという仮面ライダー物語集の基本がこの物語でもここで表示されたと見ることができるが、何となく軽い気がする。