ユナイテッドシネマとイオンシネマで聲の形Special Book

映画聲の形製作委員会は、映画「聲の形」の上映を新たに始めた映画館では来場者特典として『映画 聲の形 Special Book』を配布している。もちろんシネマサンシャイン衣山でも九月には配布していたはずだが、そのときには観に行かなかったので入手できていなかった。そして衣山における上映期間は残念ながら終了したが、幸い、昨日から今治にある二箇所の映画館で上映が始まった。そこで本日、『映画 聲の形 Special Book』を何としても入手すべく、朝から今治へ出かけた。
JR今治駅に到着したのは朝八時五十分前。時間の余裕がなかったのでタクシーでフジグラン今治へ。久し振りにユナイテッドシネマ今治に来た。大急ぎ入場券を買い、珈琲を買って直ぐに入場。無事『映画 聲の形 Special Book』一冊を入手。上映室は、確か今年の二月の「怪盗ジョーカー上映祭」の上映室と同じだったろう。この映画館では「聲の形」の上映が一日に三回あるが、内一回は朝一番であるからか小さめの「箱」の一番シアターを会場として用い、全席自由席で、午後からの二回はもっと大きめの「箱」を用いて、全席指定席であるらしい。一番手で入場して良い席を確保し、鑑賞した(十五回目)。
観終えたあと、グッズ売場にあった下敷と筆談用ノートをパンフレット一冊とともに購入。そして映画館に隣接するゲームセンターのガチャ置場にカードダス「怪盗ジョーカー謎解きミラクルポーカー」が置かれてあるかどうかを確認してみれば、幸い、置かれてあった。大いに購入しようとしたが、十三回、千三百円分を購入したところで売り切れになってしまった。なかなか人気商品であるらしいのは喜ばしい。ゲームセンターに隣接するフードコートで昼食を摂ってからフジグラン今治を出て、今治駅へ。
そこからはイオンモール今治新都市へ直行するシャトルバスに乗り、イオンモール今治新都市へ。着いたのは昼十二時五十分頃。流石に大きく立派な店で、イオンシネマ今治新都市は二階にあった。着いて直ぐ入場券を購入したが、上映の時刻まで一時間以上も余裕があったので、先ずは映画館の近くにある休憩用の椅子に腰かけ、入手したばかりの『映画 聲の形 Special Book』を読んだ。原作者の大今良時による「特別描き下ろし番外編」(「来場者の方限定の漫画」)を掲載していて、実に面白かった。全七巻の原作を読破しておいて良かった。表紙イラストも美しい。その原画を手がけたのは西屋太志で、撮影監督の高尾一也がCG処理を施している。
映画館の周囲にある店を見物してみれば、「ホビーゾーン」という店があり、「ハイ☆スピード!」と「Free!」のグッズも置かれていた。「ハイ☆スピード!」の「ぷにぷにほっぺますこっと」を四箱、「Free!」の「キャラプカ」二箱を購入した(帰宅後に開封した結果、前者は橘真琴、葉月渚、芹沢尚、桐嶋夏也の四個、後者は葉月渚、松岡凛の二個だった)。
二時の少し前に映画館へ戻り、グッズ売場を確認したところ、ユナイテッドシネマ今治のグッズ売場と同じ品揃えだったが、唯一の違いは、『映画「聲の形」公式設定集 Official Design Works』も置かれてあったこと。そこで『公式設定集』一冊をパンフレット一冊とともに購入。珈琲を「スターウォーズ」フィギュア付カップで買い、二時十五分頃に会場へ入った。ここでも『映画 聲の形 Special Book』を入手できた。一日で二冊目。喜ばしい。会場は大きく、スクリーンが大きくて座席数も多かった。初めて来たが、実に良い映画館だった。気分よく鑑賞した(十六回目)。流石にイオンモールということで家族連れの来場者が多く、子どもたちが多かったのは、衣山では見かけない光景で新鮮だった。
若者や大人は大概、エンディング主題歌とスタッフロールが終わって会場内が明るくなるまでは席を立たないのに対し、家族連れの場合、エンディング主題歌の始まりと同時に席を立つ人々も少なくない。「妖怪ウォッチ」映画では会場内が明るくなるまで席を立たない人の方が少ない位だが、今日は「聲の形」でもaikoの歌の始まりと同時に席を立つ家族連れの人々を数多く見ることができて興味深かった。しかし小さな子どもたちは皆、静かに鑑賞していたようで、騒ぐ子は一人もなく、大人よりも立派なものだった。
観終えたあと、映画館の周囲の店をあらためて見物してみれば、女子向けの玩具売場に「Free!」のヌイグルミがあった。七瀬遙と橘真琴を各一体購入しようかとも思ったが、荷物になるので今日は断念。バス乗場に行って時刻を確認したところ、生憎、五時三十分発のバスが出た直後だった模様。ベンチで読書して暫し待ち、六時五分発のシャトルバスで今治駅へ戻り、六時四十七分発の特急列車に乗車。移動中、新海誠原作/清家雪子漫画『秒速5センチメートル』第一巻/第二巻を読み終えた。