猫型サイボーグ/ケータの達磨さんが転んだ論とフミカの最強サイボーグ疑惑/まてんし/ウィスパー家出とUSAピョン家出の差

ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」公式チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第百四十七話を視聴。
妖怪ニャーミネーターの話が三つ。トムニャンの話が一つ。ケータとウィスパーとジバニャンの話が二つ。イナホとUSAピョンの話が一つ。
妖怪ニャーミネーター。
ターミネーターのような最強サイボーグを気取る新手の猫型妖怪。人間の生活には興味ないと云いながら好奇心から体験して失敗を重ねる。三回に分けた話には、コマさん&コマじろう兄弟、じんめん犬、ケータとウィスパーが登場したが、ジバニャンは登場しなかった。声はジバニャンと同じ。ナレイターがロボニャンF型。
だるまさんがころんだ事件。
全国各地の「だるまさんがころんだ」についてケータが説明する際、標準例の映像に出て来た鬼役の子が妙に都会のイケメン風に洗練されていた。「だるまさんがころんだ」で遊んでいるだけであるのに。
ケータがクマとカンチと一緒になぜか「だるまさんがころんだ」を始めたところへフミカと林サトコが合流したが、フミカを真先に捉えて手を握りたかったケータの下心に反して微動さえも見せなかったフミカを何とか捉えるべく、久し振りにロボニャンF型を召喚。そしてジバニャンの登場はなかった。ロボニャンF型の助言でケータはガチン小僧をも召喚したのは、エンマ大王の慈悲を想像させる。
それにしても、この話におけるフミカこそ本当に最強サイボーグのようだった。
トムニャンのジャポン探訪第二回。
同行するのは今回も同じメリケン妖怪のUSAピョン。
妖怪ジンギスギスカン事件。
さくら第一小学校五年二組ではどういうわけか皆が怒り易く「ギスギス」していて、ついには男子と女子の間の大戦争が勃発。男子全員に責任を押し付ける女子勢に対し、木村守(マモル)も反発した。しかし「ギスギス」した空気を発生させた原因である妖怪ジンギスギスカンの声は木村マモルの声と同じ。
ジンギスギスカンが頭上の鍋で肉を焼けば焼く程に「ギスギス」が悪化するが、ウィスパーもジバニャンもジンギスギスカンの肉を食べ始め、それに応じてジンギスギスカンはさらに盛大に焼き続け、ついにはウィスパーが女将になり切って客を呼び寄せ、大勢の妖怪たちが惹き寄せられて大行列をなした。驚くべきことに、行列に並び続ける忍耐力を欠く妖怪まてんしまでもその行列に並んでいた。
ウィスパーの家出事件。
USAピョンがイナホと喧嘩して家出してケータとウィスパーとジバニャンの家に転がり込んだのは第百三十四話「USAピョンの家出」のことだった。今回はウィスパーがケータとジバニャンに笑われて傷付いて家出して、イナホとUSAピョンの家に転がり込んだ。しかしケータがウィスパーとハナホ人とガチン小僧を除く大抵の妖怪に優しいのに対し、イナホにそのような優しさはなかった。USAピョンに懐かしさを感じるトムニャンのような同類が近所に住んでいるわけでもなかった。イナホとUSAピョンの仲が良さそうに見えるのは、二人がそれぞれ優しいからであるよりは、二人ともオタク同士の距離感を保っているからだろうか。