休日一日目/モンスターストライクはじまりの場所へ四回目

休日の一日目。一応、朝には起きたが、再び寝て、再び起きたのは午後。夕方四時半頃に漸く外出。松山市駅行の電車に乗りたかったが、JR松山駅行の電車が来たので、それに乗車して南堀端からは歩いて松山市駅へ。郊外電車へ乗り換えて古泉駅へ。無印良品でブックカヴァーの文庫本用と新書用を買い、郵便局で「ポンペイの壁画」の代金を振り込んだあとシネマサンシャイン松前へ。入場券を予約しておいたので機械で発券し、ホット抹茶オレを買って入場。
六時五分から「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」を鑑賞(四回目)。上映室は前回と同じだが、前回が吾の他には大人一人しかいなかったのに対し、今回は流石、冬休に相応しく、小さな子供たちが親と一緒に多く来ていて賑やかだった。そして興味深いことに、ナオト・インティライミによるエンディング主題歌が終わっても席を立つ人は一人もなかった。主題歌のあとにyoutube版「モンストアニメ」のあの愛らしいオラゴンが登場して来場者に挨拶してくれることを予め知っていたのだろう。実に素晴らしい情報強者振り。
それにしても、スキヤキの場面、オラゴンがトロッコを背に乗せて飛翔する場面、焔レンがオラゴンに語りかけ、皆と一緒に泣く場面、焔レンが龍ヶ門神社で父を想起する場面、オラゴンが焔レンに初めて語りかけ、ともに戦い、別れを告げる場面、そして十四歳の焔レンが十歳の焔レンを見て「頑張ったな…格好よかったぜ」と呟く場面。涙零れる場面が意外に多い。
観終えたあと、思い切って「君の名は。」も観ようかとも思ったが、この映画館でレイトショーを観てしまうと郊外電車の終電に間に合わなくなり、タクシーで帰るしかなくなってしまうので、今宵は断念。郊外電車と市内電車を乗り継いで帰宅。移動中、小説『秒速5センチメートル one more side』を読み始めた。