コマさんコマじろう名古屋旅行/モモタロニャンを退治する豪鉄鬼/寝コロンブス復活

女友氏との携帯電話メールの遣り取りの中で神木隆之介の話題が出たので入野自由の話題を出したところで、今宵はテレヴィで「千と千尋の神隠し」が放映されていたことに気付かされた。途中から観た。幼かった神木隆之介の芝居の上手さと、変声期の前の入野自由の声の美しさに聞き入った。二人が昨年はそれぞれ立花瀧(「君の名は。」)と石田将也(「聲の形」)になったのであるから面白い。
ところで。
ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」公式チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第百五十三話を視聴。
コマさんの話が一つ。モモタロニャンの話が一つ。ケータとウィスパーとジバニャンの話が一つ。
コマさんコマじろうの日本全国「もんげー!」旅(第二回)。IN名古屋。
名古屋の喫茶店Melonの豪華朝食。食べ切れない程の量を誇るが、コマさんは瞬時に平らげてしまったので、そんなコマさんでも食べ切れなかろうと期待できる位に、さらに大量の食べ物を供さざるを得なくなった無駄にイケメンヴォイスの喫茶店員。そして名古屋といえば味噌を用いた料理。そこでコマさんは味噌を用いてソフトクリームを拵えたが、コマじろうは複雑な思いで見詰めるしかなかった。コマさんの不祥事が明らかになった場合、コマさんタクシーの役割を誰が果たすのだろうか。
コマさんが今回も旅の友に携えてきた矢良瀬古里無編著『全国ビックリツアーガイドブック』によれば、名古屋には「激しく怒りし伝説の巨大魚」が棲んでいるが、どう考えても正体は金鯱名古屋城天守閣上の金鯱は夫婦喧嘩をしていたが、声だけを聴けばケータとケータ父が親子喧嘩をしているかのようだった。
次回の行先は北海道。スキー場と雪祭を訪ねるらしい。
モモタロニャンの豪鉄鬼退治!事件。
モモタロニャンは、イヌニャン、サルニャン、キジニャンを連れて鬼退治。一行が狙うのは豪鉄鬼。豪鉄鬼には氷鬼、炎鬼、隠形鬼、磁鬼という強力な家来四人衆がいて、合わせて四鬼と呼ばれる。そこでモモタロニャンは、四鬼の留守中に豪鉄鬼の居城に忍び込み、様々な罠を仕込んで豪鉄鬼を抹殺しようとしていた。目的は豪鉄鬼の財宝を奪うことにあるので、冷静に考えるなら、イヌニャンとサルニャンとキジニャンが危惧した通り、モモタロニャンの方が悪い奴にしか見えなくなってくる。
豪鉄鬼は次々進化して三つの形態を見せた。形態の変化に応じて声も変化したが、演じるのは全て浅利遼太。名古屋の喫茶店のイケメンヴォイス店員も同じだろう。
激闘!布団から出ない選手権!事件。
ヒキコウモリ主催の第十回布団から出ない選手権。司会はウィスパー。解説はヒマ神。しかしヒマ神は働きたくないので、妖怪メダルをケータに授けて、解説役を一任した。ゆえに解説はケータ。
出場者は、サンデーパパ、ダリス、ダラケ刀、ジバニャン。そしてディフェンディングチャンピオンのヒキコウモリ。布団の中に豪邸を拵えて快適に生活してしまえるヒキコウモリに適う者はいない。しかしヒキコウモリによれば、寝コロンブスは対等に渡り合えるらしい。
コロンブスは少し前に偉人レジェンド妖怪コロンブスに進化して旅立ってしまったかと思われていたが、幸い、寝コロンブスに退化して、ヒキコウモリの許へ戻ってきていたらしい。愛らしい姿と性格を取り戻して実に幸い。語尾は「コロン」。