youtubeモンストアニメ公式チャンネル第四十一話から第四十八話まで

今宵もyoutubeモンストアニメ公式チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCWzenZSy9GJBcPzdSm-UX5w)で「モンスターストライク」アニメ本編を視聴。今宵視聴したのは第四十一話から第四十八話まで。
第四十一話「XFLAG PARK」。
幕張メッセで開催された巨大イヴェント「XFLAG PARK」。焔レンをはじめ十一人と一匹の仲間たちはK=神倶土玄馬が新たに召喚したらしいモンスターを見付け出すべく、会場へ行ったが、行ってみれば楽しそうなデモンストレイションが沢山あって、皆それぞれ楽しみ始めた。もちろん野田茜は白雪姫リボンの復活ライヴを見守り、オラゴンと若葉皆実は観客席で応援。
そうした中で、不在の神倶土春馬を想ってか一人沈んでいた一ノ瀬志乃に、さり気なく話しかけたのが焔レンだった。一ノ瀬志乃は、神倶土春馬にとって焔レンが大切な親友であるということを理解できたと語った。
しかるに、直後、一ノ瀬志乃は不審な人物の存在に気付いた。
第四十二話「八雲立つ 逢魔の夜」。
イヴェント会場から神ノ原へ戻ったモンスト部の面々。焔レン、オラゴン、水澤葵、影月明、若葉皆実、白浜太陽、野田茜は帰途に喫茶店「皆風」に寄ろうか?と話し合い、生徒会長の二階堂純は校内放送でモンスト部に対し、下校中の買い食いが禁じられていることを告げた。その間、滝井参杖は外でトレイニングに励んでいた。長閑な日常が戻ってきたかのような一時だったが、そこへ訪れた渋谷の神倶土春馬、小林茉莉子、大和田薫。一ノ瀬志乃が行方不明であることを告げた。必死に探した結果、一ノ瀬志乃のスマートフォンだけが落ちていたのを発見したらしい。それには、焔レンから贈られた「XFLAG」のシールが貼られていた。
皆で力を合わせて探し出そう!と約した直後、校内に異変が発生。そして現れたのが、明らかに闘神に記憶を奪われて洗脳された様子の一ノ瀬志乃。「八雲立つ出雲八重垣妻籠に八重垣作るその八重垣を」。
逃げ惑う彼等の前には、例の謎の女子が出現。正体はクシナダ。狙うのは焔レンに他ならなかった。
第四十三話「八岐ノ森の贄比女」。
龍馬も神威もアリスも、クシナダに倒された。絶体絶命か?と思われたとき、神倶土春馬が一ノ瀬志乃のスマートフォンを構えて現れた。神倶土春馬を救うために一ノ瀬志乃が卑弥呼の力を用いたように(第三十六話)、今度は神倶土春馬が一ノ瀬志乃のために卑弥呼の力を借りた。卑弥呼のハニワ軍団と巨大ハニワがヤマタノオロチに打撃を与え、卑弥呼のストライクショットがヤマタノオロチを一掃。その隙に、龍馬と神威とアリスがクシナダを打倒した。クシナダの赤い宝玉が壊れ、一ノ瀬志乃は記憶を取り戻した。
しかし一ノ瀬志乃は、無事を喜んだ神倶土春馬に抱かれながら、自身が記憶を失っていた事実を受け容れようとはしなかった。なぜなら自身の明晰な頭脳は何時でも神倶土春馬への想いで満たされているはずであるから。このさり気なくも盛大な愛の告白に、オラゴンは盛り上がった。
同じ頃、K=神倶土玄馬は、妻を元に戻し得ると期待できそうなモンスターの召喚に成功して、無謀にも喜んでいた。そして喫茶店「皆風」のカウンターでは、若葉皆実のスマートフォン内に置き去りにされていたナイチンゲールが誰かに呼び出される日を待ち望んでいた。
第四十四話「古き世界の終わり」。
焔レンは日常へ帰ったが、日常はモンストの影響を免れていなかった。学校の校舎は、クシナダとの戦闘で破壊されたまま、元に戻ってはいなかった。あの戦闘は、仮想の空間における単なるゲームではなかった。
そうした中で焔レンは神倶土春馬からの連絡を受けた。K=神倶土玄馬の素粒子研究所は神ノ原の巨大ショッピングモール「GRACEMOLL」の地下にあるらしい。クシナダに洗脳される直前までの記憶を保持していた一ノ瀬志乃の案内で、焔レン、オラゴン、水澤葵、影月明、若葉皆実、神倶土春馬、小林茉莉子、大和田薫は地下の空間へ向かった。
地下へ向かうトロッコのような乗り物を、水澤葵と若葉皆実は微かに記憶していた。かつて乗ったことがあるような気がしていた。焔レンもそうだった。最下層には巨大な空間があり、真上にはモンストのゲートがあって、その真下には巨大な球体の台座があった。オラゴンは懐かしさを感じた。全ては四年前の出来事(「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」)の発端をなした場所に他ならない。
やがて巨大なモンスターが現れ、神倶土玄馬を球体上に解放した。彼は既に神倶土春馬をも認識し得ない程に、記憶を奪われ、喪失していた。
第四十五話「封印の破壊神 バベル」。
新たなモンスターの名はバベル。バベルは焔レンと仲間たちに対して「死よりも深い絶望」を与えると宣告し、地下から地上へ飛び立った。バベルの塔を出現させ、そこから沢山の使者を放ち、人々の記憶を奪い、改竄した。狙いは、焔レンと仲間たちに関する記憶を人々から奪い去ることにあった。白浜太陽は、焔レンもオラゴンも水澤葵も影月明も若葉皆実も認識できなかった。焔レンの母と妹も、焔レンを認識できなかった。喫茶店「皆風」の若葉皆実の父も、若葉皆実を認識できず、客として扱った。そして遂に、神倶土春馬も母と同じく記憶を完全に奪われ、生きてゆくことさえも難しい状態に追い込まれていた。
第四十五話からは、映画の予告編が登場。前回まではアーサーの姿のみを見せる「特報」だったが、今回からは、幼児期の焔レンと父、そして小学生時代の焔レンと水澤葵、若葉皆実、神倶土春馬の映像を、ナオトインティライミによる主題歌「夢のありか」に合わせた素晴らしい予告編を公開し始めた。
第四十六話「白衣の天使、降臨」。
焔レンの龍馬、水澤葵のナポレオン、影月明の神威が力を合わせてもバベル相手に苦戦していたとき、若葉皆実は「FLAG PARK」で召喚しておいた白衣の天使ナイチンゲールを出動させ、バベルを翻弄してみせた。もちろんバベルは反撃を試みたが、それを遮ったのはロキ、桜、ダークゼウス、リボン。「友達じゃないなら友達になれば良い」と考える楽天家の白浜太陽が二階堂純、滝井参杖、野田茜を率いて駆け付けていた。たとえ記憶を失おうとも、友情の気配を感じ取ってくれる者がいた。これは焔レンと仲間たちに希望を生じた。
第四十七話「混沌のジグラート」。
焔レン、水澤葵、影月明、若葉皆実は改めて覚悟を決め、バベルに対峙。龍馬、ナポレオン、神威、ナイチンゲールで闘いを挑んだ。その様子を見ていた一ノ瀬志乃、小林茉莉子、大和田薫も漸く参戦。卑弥呼、アリス、ロミオもバベルに立ち向かった。
こうして激化する戦闘を眺めていた(渚カヲル風の)謎の男子は、オラゴンの姿を発見した。今やバベルの標的はオラゴンと定められた。
そうした中で神倶土春馬の症状はさらに悪化。脈拍が止まる事態にまで至った。救助のための時間を稼ぐため、オラゴンは一人でオトリになることを申し出たが、焔レンはオラゴンと一緒にゆくことを申し出た。焔レンが今の仲間たちと出会うことができたのは全てオラゴンとの出会いのおかげだった。だからオラゴンの覚悟を共有したいと考えていたが、オラゴンは、焔レンの想いに目を潤ませながらも、ついに一人で駆け出した。それを目掛けてバベルは攻撃を仕掛けてきた。
第四十八話「オルタナティブドラゴンの記憶」。
バベルの攻撃を受けてオラゴンは負傷した。オラゴンの身体の一部はゲートと化していた。焔レンはオラゴンを抱き、額に手を当てた。その瞬間、焔レンとオラゴンは、オラゴンの記憶の中の大切な場所へ身を置いていた。焔レンも微かに憶えている場所だった。そこはオラゴンにとっても、焔レンにとっても大切な場所。二人は失われた美しい記憶を共有していた。美しい記憶だからこそ、闘神に奪われたに相違ない。しかし、かつて大きく美しかったオラゴンと、幼かった焔レンは、その大切な場所で大切な記憶を作っていた。
もちろん「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」を観た者であれば知っている。そこは四年前、焔レンと水澤葵と若葉皆実と神倶土春馬にスキヤキを御馳走してくれた親切な人の生まれ育った町が沈んでいたダムの底。焔レンを龍ヶ門神社まで運んでくれた親切な人の父の生まれ育った町がそこにはあった。焔レンはオルタナティブドラゴンと一緒にそこまで旅をした。そしてそれよりもさらに昔、幼時の焔レンが父と一緒に旅した場所だった。
そこにおいてオラゴンは、「運命」とは何かを焔レンに問うた。オラゴンは自ら作り上げた結果を運命と云うのであると語った。焔レンは、オラゴンとの出会いを運命と感じていると述べた。「過去に出会って、記憶を奪われて、離れ離れになって、でも、またこうして出会った」。「もう一度会いたい。互いにそう望んだのであろうな」。
今、焔レンはオラゴンでストライクショットに挑んだ。
そして待望のときが来た。オラゴンはその本来の姿、大きく力強く華麗なオルタナティブドラゴンの姿を復活させた。その姿を見て怯んだバベルに、オルタナティブドラゴンは「闘神のクグツよ、塵に帰れ!」と宣告して強烈な一撃を浴びせた。「目覚めたと云うのか、生命の危機にまで追い込んだがゆえに、オルタナティブドラゴンの、記憶が」。
しかしバベルを一撃で打倒したオルタナティブドラゴンは普段のオラゴンの姿に戻り、既に力尽きようとしていた。「全て出し尽くしたである」。そこへ、例の(渚カヲル風の)謎の男子が現れた。オルタナティブドラゴンはバベルを「闘神のクグツ」と呼んでいたが、多分、この謎の男子こそがバベルの本体の闘神だろうか。彼は「久し振りだね、焔レン」と挨拶した。