氷菓ブルーレイディスクBOX二枚目の第七話から第十一.五話まで鑑賞

夜、普段とは別の食料品店へ行ってみれば、野菜鍋セットと称する所謂カット野菜が販売されていたので、迷わず購入して帰り、豚肉と一緒に鍋で煮た。こういうのが最も良い。
youtubeの動画は、パソコンで視るよりもiPhoneで視る方が丁度よいのかもしれない。画質の荒さを感じることがなく、むしろ素晴らしく高画質であるかのように感じる。モンストアニメ公式チャンネルの本編も、第二十五話まで視聴し直した。ただしモンストアニメの場合、もともとテレヴィ放映がなくyoutube配信でしか公開されていないからか、パソコンの大き目の画面で視聴しても充分に高画質ではある。
そして深夜、昨夜に続いて今宵も「氷菓ブルーレイディスクBOXの二枚目を鑑賞。
第七話「正体見たり」だけ観て今宵は終わりにしようと思っていたが、観始めるや余りにも面白くて観終えることを得ず、結局はそのまま第十一.五話まで一気に観終えてしまった。千反田える(声=佐藤聡美)の口癖は「気になります」だが、確かに観始めれば物語の行方が大いに気になり、折木奉太郎(声=中村悠一)による謎の解明を早く求めずにはいられなくなる。
ブルーレイディスクBOXの構成も成功しているのだろう。一枚目の六話の内、第一話から第五話までは「古典部」と「氷菓」の謎をめぐる一つの物語を成し、二枚目の六話の内、第八話から第十一話まではミステリー映画「万人の死角」、「愚者のエンドロール」の謎をめぐる一つの物語を成しているが、BOX版ブルーレイディスクではそれぞれの物語を切れ目なく一気に観ることができる(BOX版ではないブルーレイディスク&DVDでは一枚に各二話しか収録されていないので、切れ目なく観ることはできない)。
第十一.五話というのは第十一話と第十二話の間に生じた出来事と位置付けられ、元来はコミカライズ版の付録として制作され、ゆえにテレヴィ放映時には存在しなかったらしい。ここで折木奉太郎は市民プールの監視員という全く似合わない役割を強制されている。顔や性格は七瀬遙によく似ているのに、七瀬遙とは違って夏もプールも全く似合わないというのも面白い。ペットボトルの茶を飲もうとするときの、背を丸めて力ない表情をしたときの様子が、見るからに辛そうで、気の毒で、そして愛おしく味わい深い。
出番の乏しい脇役の声優に、わざわざ早見沙織悠木碧入野自由のような人々を揃えていることにも驚かされる。