ニャンパチ先生部活編第二回/ウィスパープロデューサー新企画会第五回/ブレンダとKコマーの幸福な家庭の話/のっぺら坊が泣く話

ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」公式チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第百七十一話を視聴。
一。
帰ってきた3年Y組ニャンパチ先生。部活編。第二回「ロボット研究部」。
ロボット研究部員はロボニャンF型とアンドロイド山田の二名。全国ロボット大会に出場するため、ロボットを制作中。ニャンパチの見る限り、わざわざロボットを作るよりも両名がロボットに成り済ました方が優勝の可能性が高まるが、両名はどうしても自力でロボットを作りたいと考えていて、しかるに、材料を入手する経費がなくて苦戦していた。そこでニャンパチは両名を材料にすることを提案。結末はとんでもなく残酷だった。ニャンパチもコマさんタクシーに召喚されなければならない。
二。
妖怪新シリーズ会議。第五回。「コマーに首ったけ」。
会議の舞台「TV TOUYO」の「TOUYO」は東洋ではなく「東妖」であるに相違ない。ニコニコ動画のコメント欄にそのような意見があるのを見て気付かされた。
それで今回、テレビ東妖(TV TOUYO)の会議室。軽薄そうなウィスパープロデューサー、略してウィスPが招集した会議に出席していたのはジバニャン、コマさん、コマじろう、アンドロイド。じんめん犬が欠席していたのは多分、呼ばれなかったからだろう。なぜなら今回の会議には、USAからコマリーヒルズの美女ブレンダが来日して出席し、ドラマの企画「コマーに首ったけ」を提案したから。早速、試作されたドラマを試写した。
いかにもUSA風のシットコム形式のドラマで、ブレンダは既にKコマーと結婚して、子どもが三人。三人の子は、全体の姿はKコマーによく似ているが、目元はブレンダによく似ている。この日はブレンダとKコマーが結婚して七年と二百六十二日目の記念日。毎日が記念日であるのかもしれないが、この日の夜のパーティにはKコマーの弟のKジーロも招待された。しかるに、Kジーロに変装してKコマー宅に潜入し、ブレンダへの接近を企てる変態ストーカーのJD=ジンメンドッグ。三人の子どもがジンメンドッグを撃退したのは、なるほどUSA風の展開であるのかもしれない。
これを受けてウィスPは「ウィスパーは首だけ」を提案したが、それに近いことは既に「ロボット研究部」で行われていたと見られる。
結局、再びイナホと実験動物USAピョンがコマさんに宛てた手紙で「イナホ、ゲームの世界へ」を提案したところで会議は終了。
三。
妖怪のっぺら坊の事件。
古典妖怪のっぺら坊は人を無表情にしてしまう。のっぺら坊には大切な友になった人間の男子がいたが、その男子、タダオは転校することになった。旧友との別れの場で涙を流したくないタダオは、のっぺら坊に自身を無表情にして欲しいと頼んだが、のっぺら坊はタダオとの別れの悲しさに涙を流し、タダオも無表情にはなれなかった。