道後の秋の大祭の大神輿鉢合わせ中継放送/仮面ライダーフォーゼ復活/オールスター感謝祭のスイーツ王子対決&君の名は宮水三葉と聲の形石田将也の対決

 朝五時五十分頃。窓の外から聞こえてくる祭の太鼓の音で目が覚めた。道後温泉駅前の広場で道後と松山城下の八町の大神輿八体が揃い踏み、鉢合わせを始める時刻か....と思い出し、テレヴィを点ければ、愛媛CATVでは道後温泉駅前の様子を中継放送していた。やがて伊佐爾波神社と湯神社の宮司様が八町大神輿鉢合わせの歴史を解説なさっていた。あの宮司様は確か歴史の専門家だったろう。鏡開の儀式には台湾の野球界の人々二名が参加。今回は日台友好の印として台湾からの来賓を御迎えしていたのか。愛媛CATVにおける道後の鉢合わせ中継放送では例年、八町会の重鎮を解説役にしているが、今年の解説役の方は余りにも巧く、分かり易く、面白かった。何か説明のプロフェッショナルだろうか。八町の大神輿総代それぞれの体型についても、均整が取れているとか体幹が強いとか説明していたのも面白かった。常に流暢に詳しい解説を続けていたが、道後村大神輿と小唐人大神輿の対戦では怪我人が出たようで、その瞬間、当事者の一人として無念だったのか、「言葉が出てきません」と述べて暫し沈黙してしまったところには、泣かせるものがあった。
 窓の外、テレヴィの中で盛大な祭を繰り広げようとも出勤しなければならない者もいる。その一人として普通に家を出て道を行けば、車道の彼方の歩道には子供神輿が練り歩いていた。市内電車に乗れば、大街道へ帰る小唐人大神輿を見ることを得た。
 昼の休憩時twitterを見てみれば、今年の年末年始の「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL」映画には佐野岳仮面ライダー鎧武)や渡部秀仮面ライダーオーズ)、三浦涼介(アンク)、西銘俊(仮面ライダーゴースト)とともに福士蒼汰仮面ライダーフォーゼ)が出演するという驚異の事実が流れていた。大人になったフォーゼ如月弦太朗か。これは観に行かざるを得ない。併せて、今宵テレヴィでは「オールスター感謝祭」が放送され、福士蒼汰が出演するという事実も知った。
 そこで夜八時頃の帰宅後、早速テレヴィを点けてみたところ、竹内涼真が出ていた。仮面ライダードライブ。そのとき福士蒼汰はクイズ解答席で観戦か。八時よりも前には何かに出場したのだろうか。
 恒例のアーチェリー対決には福士蒼汰山崎賢人が出場。所謂「スイーツ映画」の王子二名が直接対決か。これは凄い!と思いながら見ていたところ、一番手の福士蒼汰は二回連続で的の殆ど中央を射て一回目五百点、二回目五百点を獲得し、合計千点。射るときの顔が引き締まっていて良かった。しかるに、次の射手は的の完全に中央を射抜き得て合計千五百点を獲得したので、福士蒼汰は早くも敗退。三番手の山崎賢人は二番手を「乳首」と呼んで「乳首に負けない」と発言。いかにも頼りなさそうな様子であるし、矢を放つ直前には謎の喘ぎ声を発してはいたが、福士蒼汰と同じく合計千点を獲得した。できなさそうな顔でちゃんとできる人だったと云える。結局、出場者四人中三人が千点を獲得したのに、千五百点を獲得した者が優勝したわけで、レヴェル高過ぎて強さのハイパーインフレーション状態になっていたと云うしかない。
 恒例の赤坂五丁目マラソンには佐野岳が出場。仮面ライダー鎧武。結局、箱根駅伝経験者の和田正人が第二位だったが、佐野岳も第三位で入賞。鎧武の大健闘を称えたい。
 アーチェリー女子之部には上白石萌音が出場。「君の名は。」の宮水三葉!と思っていたら、対決の相手は松岡茉優か。これは云わば「聲の形」の石田将也と「君の名は。」の宮水三葉の対決だったのか。ピエール瀧上白石萌音のため「瀧くんが見てる!」の声援を送ったが、この場合の「瀧くん」は「立花瀧くん」(神木隆之介)ではなくて「ピエール瀧くん」だろうか。そして山崎賢人上白石萌音から「兄」と呼ばれているのか。
 そのあと別の競技には星野源が出場。京都アニメーション京アニ)の武本康弘のファンで知られる星野源。ここで「乳首が弱い」発言があり、さらに星野源の乳首は硬めであるという謎の情報解禁があった。
 全出演者の得点総合ランキングでは福士蒼汰は第十一位。惜しかったが、なかなか優秀だったらしい。
 観終えたあと色々検索していたら、どうやら福士蒼汰が何時の間にか「MEN ON STYLE」から外れていたらしいと知った。中心人物だったはずだが、やはり一人だけ大物になり過ぎてしまったのか。このところテレヴィや芸能人の話題から遠ざかっているので最新動向を何一つ知らなかった。