特別版Free!-Take Your Marks-先行上映の評判/京都アニメーション新作ツルネが来年NHKアニメで放映される/一年九ヶ月前に橘真琴と芹沢尚をめぐり書いたハイ☆スピード!感想文

 朝から出勤して色々連絡したり協議したり作業したり等したが、幸い、夕方五時半には退出し得たので、久し振りに高島屋に寄って最小限の買物をして帰宅。
 ところで。
 今週末にも公開される予定の映画「特別版 Free!-Take Your Marks-」(Free_TYM)の先行上映があったらしい。その評判をインターネット上に窺うに、期待できそうな気配が(予想通り)殆どない。昨年十二月から今年の一月にかけて上映された「映画 ハイ☆スピード! -Free! Starting Days-」(ハイスピ)のあの輝きは帰って来ないのか。
 そうした中で本日、「NHKアニメ」の新作として、京都アニメーションが「ツルネ」を制作することが発表された。いかにも清潔感のありそうな作品を予感させる。「Free!」に期待できそうもなくなった今、もはや「ツルネ」を待望しておくしかないのかもしれない。
 ここで不図、今から一年九ヶ月前の一月二十二日に書いた文「橘真琴と芹沢尚」(http://poietes.hatenablog.com/entry/20160122/p1)を読み直してみた。当時、原作(原案)小説の『ハイ☆スピード!』も『ハイ☆スピード!2』も読んだことなくテレヴィアニメ「Free!」も「Free!ES」も視たこともないまま、映画「ハイ☆スピード!」だけ観て素直に感銘を受けて、勢いで書いただけの自分なりの感想文ではあるが、それでも必ずしも大きく外れてはいない気がするのは、作品そのものに大きな力があったからだろうか。
 もちろん書き足りていない点は色々あるに相違ない。ことに今あらためて気になるのは、橘真琴と七瀬遙の関係を述べ切れていない点。思うに、当時は橘真琴に感情移入し、橘真琴を通して物語を観る余り、橘真琴の心の支えが七瀬遙であることを強調し過ぎたのだろう。しかし、あの映画の最も美しい場面が表したのは、むしろ七瀬遙の心の最後の支えが橘真琴であることだったと云わなければならない。

poietes.hatenablog.com