実写版の映画氷菓を鑑賞/コミカライズ氷菓第十一巻とコミカライズSAOアリシゼーション第一巻を購入/焼鯖

 休日。午後に外出。市内電車と郊外電車を乗り継いで古泉駅で降車し、エミフルMASAKI内のシネマサンシャインへ。
 午後三時五十分から映画「氷菓」を鑑賞した。
 実写版の「氷菓」。これを観て、京都アニメーション武本康弘監督の力量を再認識したが、実写版でも関谷純の真相の場に涙がこぼれたのは元々の物語の力だろう。神山市(高山市)の風景には趣があったし、本郷奏多 も良かった。山崎賢人も顔は良かった。
 それにしても、「氷菓」を原作の小説によってのみ親しみ、テレヴィアニメ版もコミカライズ版も観ていない人々が実写版のこの映画を観た場合、果たしてどのように観るのだろうか。生憎、テレヴィアニメ版とコミカライズ版でしか親しんでいない吾には京都アニメーション武本康弘監督の世界が魅力に富み過ぎているので、折木奉太郎千反田えるの実写化の不可能性ばかり考えてしまう。でも折木奉太郎に関しては辛うじて、山崎賢人の顔は嫌いではないので、そこは大丈夫だったとは云える。
 ところで。実写版「氷菓」の感想をtwitterに記したあと不図twitter山崎賢人を検索してみれば、かの話題の「72時間ホンネテレビ」にも出演していたらしいと知った。驚いた。
 テレヴィアニメ版にもコミカライズ版にもなかった要素が盛り込まれていたのは、実写版独自の改変だろうか。例えば、関谷純の名の読み方がセキヤジュンになっていた。テレヴィアニメ版のセキタニジュンという読み方しか知らなかったので違和感があったが、あれは改変であるのか。改変である場合、それは妥当だったのか。
 実写版「氷菓」で伊原摩耶花が描いていた漫画を手がけたのは、コミカライズ版を手がけたタスクオーナ。それで、シネマサンシャインのグッズ売場で「氷菓」のパンフレット一冊と先日購入できなかった「劇場版Fate/Stay night」の通常版パンフレット一冊を購入したあと、エミフルMASAKI 内の書店へ行き、最近発売されたばかりの「氷菓」コミカライズ版の第十一巻と、「ソードアート・オンライン」(SAO)の「アリシゼーション」編コミカライズ版の第一巻を購入。
 帰る前に焼鯖を食べるかどうか思案した挙句、結局はその食堂へ行き、焼鯖と肉豆腐の定食で夕食。相変わらず焼鯖を注文するのは、「Free!TM」と「Free!TYM」の熱気と祝福の雰囲気には乗れていなくとも、七瀬遙たちを嫌いになったわけではないことの表れに他ならない。