シネマサンシャイン衣山のFree!TYM上映時刻/竹書房文庫おそ松くん第三巻&第四巻

 代休日。
 シネマサンシャイン衣山へ「Free!TYM」見納めに行こうと思って外出したが、電車に乗り遅れてしまい、どう考えても間に合いそうにないと焦りながらも電車で移動。むしろエミフルMASAKIの方のシネマサンシャインへ行って「Fate」を観るのが正解だろうか?と思いながら結局、シネマサンシャイン衣山には二十五分遅れで到着。「Free!TYM」券売は終了していた。のんびりしていた自分自身が一番悪いのは自明だが、同時に、一日一回しかなくなった上映時刻の設定も、通うには過酷であるとも思う。「ハイ☆スピード!」は夕方六時時以降の上映で、最後まで通いやすかった。集客力の差の結果だろう。
 失意の中、シネマサンシャイン衣山の階下にあるvillagevanguardに行き、ドラえもん型巾着を購入。取り敢えず「Free!TYM」上映終了まではあと一週間残されているので見納めの機会もあるに相違ないと考え、今はむしろ夕方からの「Fate」を観るかどうかを検討しながら先ずは衣山駅から松山市駅へ移動。
 夕方六時からの上映に間に合うようにエミフルMASAKIへ行くにしても時間の余裕があり過ぎる時刻だったので松山市駅を出て銀天街アニメイト松山店へ行き、昨日に続いて竹書房文庫『おそ松くん』第十一巻から二十二巻まで十二冊を購入した結果、早く帰宅したくなってしまったので、郊外電車には乗らず環状線の市内電車に乗った。松山城北方面の住宅街の中を行く伊予鉄道の市内電車の環状線の車窓の景色の、全く観光気分を掻き立てない平穏な日常性は実に素晴らしい。道後温泉松山城下を行く表通りの市内電車よりも楽しい。
 道後温泉駅で降車して、重要文化財道後温泉本館」を見物。今年も新たな「道後オンセナート」のアートで彩られている。悪くはないが、蜷川実花による極彩色の「道後アート」を超える衝撃はない。
 道後温泉駅にもスタバことstarbucksが十二月二十二日に開店するのか。
 夜、竹書房文庫『おそ松くん』第三巻を読んだ。スモッグ一家と六つ子の決闘ではチョロ松「優勢」、カラ松「完敗」、トド松「苦戦」、一松「完勝」、十四松「わからない...」、おそ松「......」(76頁)。イヤミは病院長として登場(215頁)する前に、イヤミ風ギャングの子分三人組の一人として初登場(202頁)。
 続いて竹書房文庫『おそ松くん』第四巻。イヤミが「井矢見」の名で初登場する話は、カラ松の「カラ松ロール」で有名だが、似た話で、猛獣使いの井矢見が六つ子を躾ける話も強烈に面白い。「六つ子うるさいでていくよろし」も「おそ松株式会社」も「イヤミマスター頭にくるよ」も傑作。「六つ子は見合いのピンチヒッター」における口髭を描いてネクタイを締めた六つ子は格好良い。そして「おそ松株式会社」における松野父の「ガッポリうってウヒョホとわらいガバショともうかりゃニコリンシャン」も忘れ難い。