妖怪ウォッチ第二百十三話/コマさん&コマじろう兄弟の岡山もんげー旅行/ロボニャンF型と隕石/ロボット化ウィスパー生還の武勇伝/やまとの矛盾とトムニャン&ラストブシニャンの矛盾

 今宵は久し振りに引越の荷物の開梱を推進。残るは三十三箱のみ。来週までには広々とした快適な空間を回復し得るのだろうか。
 ところで。
 ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」公式チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第二百十三話を視聴。
 一。
 コマさんコマじろうの日本全国もんげー!旅(第九回/通算十回)。IN岡山。
 コマさん&コマじろう兄弟の用いる「もんげー」が岡山の語である以上、「日本全国もんげー!旅」企画が発足したとき以来その行先に岡山が選ばれることは期待されていたが、反面、今日の岡山において「もんげー」が殆ど用いられていないらしいことも予て話題になっていた以上、岡山を「もんげー」の郷として描くことには無理があるのではないかとも思われていた。実際、この旅でコマさん&コマじろう兄弟は岡山における「もんげー」の同義語として「でーれー」と「ぼっけー」を知った。しかもその上でコマさんは「もんげー」こそが自身の感情に最も合う語であると選択するに至った。この瞬間、コマさんの「もんげー」は岡山を離れてコマさん自身の言葉と化したと云うも過言ではない。
 二。
 最強!?ロボウィスパー誕生!事件。
 ケータとジバニャンとウィスパーがロボニャンF型と一緒にいるとき、隕石が地球に接近する事態が発生し易い。前回は初代のロボニャンF型が隕石を止めて自爆した。今回は二代目のロボニャンF型によってロボット化されたウィスパーが隕石を止めた。
 三。
 妖怪やまと事件。
 冒頭、ウィスパーはケータに「本当、危機一髪だったんディスから」と己の武勇伝を語っていた。隕石の衝突から地球を救ったのであるから、確かに素晴らしい武勇伝であるはずだが、ケータは殆ど無反応だった。多分、ウィスパーは同じ武勇伝を何度も何度も鬱陶しく繰り返したのだろう。
 この話にはトムニャンとラストブシニャンも登場。第二百十二話にイナホとUSAピョンとジェリーが登場したのと同じく、主要な登場人物を一通り回顧しようとしているかのように見える。
 妖怪やまとは英語を禁止するが、当人は英語を当たり前のように使用している矛盾。対するにトムニャンとラストブシニャンも、ジャポンの文化を勉強していると主張しておきながら、結局はメリケンの風味に塗り潰された形でしかジャポンの文化を味わおうとはしない矛盾。