メイドインアビス第四巻/SSSS.GRIDMAN第七話/アンチの安否/SAOアリシゼーション第七話

 休日。夜に外出。寒かった。近所にあるMEGAドンキの壁面に「驚安」と書かれてあって、「きょうあん」とでも読まれるのか?と思っていたが、案外これは「おどろきやす」という京都市内店舗ローカルの駄洒落だったのだろうか。
 ところで。
 つくしあきひと著『メイドインアビス』。第四巻。
 レグとリコはナナチにも加わってもらい、探検を再開。希望を感じさせる展開だったが、黎明卿との遭遇を機に暗転。レグにも限界があると判明した上、黎明卿はレグの片手を奪い、リコを撃つことでナナチを脅した。希望を取り戻せそうには思えない。
 ところで。
 未明に放送されたテレヴィアニメ「SSSS.GRIDMAN」。第七話「策・略」。
 怪獣少女アノシラスによって明かされた衝撃の真実。それは響裕太を悩ませた。宝多六花も内海将も信じてはくれない中、新条アカネ本人に問い質そうとしたところ、むしろ新条の側から誘惑を仕掛けてきた。
 響裕太は新条アカネに誘われてあの中華料理店へ。そこに宇宙人、アレクシス・ケリヴも普通に合流してきた。冷たく燃え上がる巨体で小さな中華料理店に入ってきて、小さな食卓に着くアレクシスという奇妙な光景。
 しかしアレクシスは同時にアンチを利用して怪獣を発生させ、グリッドマンを誘き出した。
 この戦闘と、それを惹き起こしたアレクシスの策略はアンチを追い詰めただけではなく新条をも動揺させたろうか。
 響裕太にどんな過去があったのか未だ明らかではないが、新条アカネとの間に何かあったろうか?と思わせるのは、響家における新条の行動。響裕太の匂いへの興味。内海将には見せなかった好意が窺えた。
 対するに内海は、相変わらずボラーに蹴られ続けていた。
 戦闘ではボラーの提案によって遂にヴィットが出動。スカイヴィッターがグリッドマンと合体してスカイグリッドマンになるときの音楽は今までの合体場面の音楽よりも軽やかに爽やかだった。
 そして空中戦で見えた不気味な景色は、怪獣少女アノシラスの発言の正しさを図らずも証明した。
 それにしてもアンチの安否は気になる。次週その姿を見ることはできるのだろうか。
 ところで。
 未明に放送されたテレヴィアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」。第七話。
 再びキリトとユージオの旅。あれから二年を経て、整合騎士になるべく央都の帝立修剣学院で修業中。キリトの指導者ソルティリーナはアインクラッド流には奥があると見抜いていた。実際、キリトはソードスキルを発揮し得る条件を考察していた。
 この物語における中世欧州風の街並を彩るのは、梶浦由記の古雅な音楽。
 そして、この物語における中世欧州風の街で活動する武器の職人や商人は実に良い人。思えば、アインクラッドでキリトを支えたリズベットエギルもそうだった。