NHK朝ごはんの現場ナレーター今日からは濱野大輝/NHKツルネ風舞高校弓道部第九話/竹早静弥の物語

 今朝のNHK朝ニュースの「朝ごはんの現場」。ナレーターは濱野大輝。今年大人気の鯖缶。朝食にサバ缶を使うべしと呼びかけるフードコーディネーターが提案するサバ缶の朝食。
 NHKまんぷく」に若き有能弁護士、菅田将暉降臨。今のところは有能には見えない様子。
 ところで。
 未明に放送されたNHKアニメ「ツルネ 風舞高校弓道部」。第九話。「明かせぬ手の内」。
 竹早静弥の思い出の中の、幼時の鳴宮湊の元気な明るさ、愛らしさ。当時から見守り続けてきた静弥。
 二人の関係は芹沢尚と桐嶋夏也を連想させ得る。尚もこのような苦悩を通過してあのようになって橘真琴を導いたろうか?と妄想されてくる。
 今回の話が描くのは、竹早静弥の不安、苦悩。
 竹早静弥は鳴宮湊の過去を最も知るどころか、恐らくは当事者でさえあるらしい。苦悩と覚悟の所以だろう。その意味で彼は今回の話の主人公であるのみならず多分この物語全体における第二の主人公でさえあるのだろう。
 彼は鳴宮湊をめぐって昔は藤原愁に怯え、今はそれに加えてそれ以上に滝川雅貴に怯えて、自信を失くしていようか。そうした中では今や、如月七緒と小野木海斗の信頼が眩しく見えてさえいるかもしれない。
 しかし山之内遼平は「湊&静弥」の関係の固さを疑わない。そして陽気で能天気な彼の確信は、今までは外れていない。
 鳴宮湊をめぐる人々の関係に密接しつつ、外から作用を与え、流れを生じるのは如月七緒。山之内遼平と一緒になって小野木海斗を武装解除し、湊をも柔かに導きつつあると見える。それにしても、小野木海斗が竹早静弥に対して「悪かったよ」と素直に謝っていたのには驚いた。如月七緒と山之内遼平は彼をここまで和らげたのか。