MOVIX京都シアター9で劇場版総集編メイドインアビス後編を鑑賞三回目/大阪日本橋ufotable Cafe×マチアソビCAFEでメイドインアビスとのコラボレーションのメニュー三点&特典三点

 先の月曜には夜に上映されていた「メイドインアビス」が、気付けば今は朝にしか上映されていない。しかも上映の最終週であるらしい。このことに危機感を覚え、下手すれば見納めになるかもしれないと覚悟を決めて今朝は普段よりも早めに起きて早めに外出。未だ道行く人も疎らな寺町通から新京極通へ急ぎ、新京極通MOVIX京都へ。直ぐに券を買い、グッズを買い、ホット緑茶を買って会場へ。
 MOVIX京都シアター9で朝九時から劇場版総集編「メイドインアビス」後編「放浪する黄昏」を鑑賞(三回目)。
 レグの宝物は、ナナチの宝物のお気に入り。ナナチはレグを通してリコを視ていると同時に、ミーティを通してリコを視ていて、そしてナナチはレグに自分自身を重ねている。その眼差しと想いの重なり合いに涙が流れる。この作品は冒頭のマルルクの場面から泣ける程で、何から何まで良いが、今週で上映終了か。悲しい。
 今日はグッズの買物にも気合を入れ、レグとリコとナナチのスマートフォンケースも、レグの「度し難い」Tシャツも含めて、ここで販売されている四種のグッズを全て買っておいた。
 観終えたあと、京都市役所前駅の地下の食堂街にある「おばんざい」の洋食堂に行き、やや早めの昼食。
 地上へ出て、京都御所にでも行こうかとも思ったが、ufotable Cafe×マチアソビCAFEにおける「メイドインアビス」コラボレーションが明日で終了するらしいことをtwitterで確認し得たので方向転換し、烏丸駅まで歩いて、そこから大阪の日本橋駅まで移動。
 昼二時頃、大阪日本橋ufotable Cafe×マチアソビCAFEに到着。「メイドインアビス」のメニューを求めて来たが、大勢力「Fate」の影響で、配布される整理券は夕方五時以降の分のみ。先ずは店内のグッズ売場でランチオンマット保存用の「衛宮さんちの今日のごはん」イラスト付の大型クリアファイルを二枚買い、夕方五時の整理券を受け取って夕方まで待つことにした。
 ここから最寄の美術館といえば大阪市立美術館だが、現在、あいにく何も展示されていない。しかし歩いて行ってみた。通天閣の近くを通り、公園へ行ってみれば春節祭で盛り上がっていた。産地直送の店があり、そこに伊予ギノー味噌の即席味噌汁が販売されていた。人気であるらしい。暫し休憩したあと、再び歩いて元の場所へ。喫茶店で時間を調整してufotable Cafeの前に行ったが、五時までは入店できない設定だった。不図、西の方を眺めれば、「マトウ」という看板が見えた。「Fate」の「間桐」の如し。
 夕方五時、漸く大阪日本橋ufotable Cafe×マチアソビCAFE入店。どうやら「メイドインアビス」を選択した客は一人だけで、他は全員「Fate」の客だった模様。早速、予め選んでおいた「メイドインアビス」コラボレーションのメニューを注文。ドリンクは「ナナチ」。フードは「リコ汁」と、デザートに「ふわふわナナチとかわいいミーティ」。フードを二点、ドリンクを一点注文したので、特典としてランチオンマットを二枚、コースターを一枚頂戴した。早速、昼の内に買っておいた「衛宮ごはん」イラストの大型クリアファイルに収納した。
 ナナチのドリンクはカフェラテで、ココアでナナチ風の絵が施されてあり、飲めば姿が崩れるところに「アビスの呪い」の趣があるのか。リコ汁は様々な野菜や魚を用いたシチュー。原作やアニメにおけるリコ汁は味噌汁だが、具材の豊かさにはシチューの濃さが丁度よかったろう。デザートには、柔かなケーキのナナチが、フレークか何かを白いクリームで覆ったミーティと向かい合っていて、両名の背後には緑色のアイスクリームを丸めたアジトもあって、実によく出来ていた。満足した。
 店内には二箇所に大きめの映像が映されていて、一方は「Fate」の映像だったが、他方には「メイドインアビス」の映像も流れていた。そして梶浦由記の壮麗な音楽を聴きながらアニメ作品コラボレーションの料理を食べるのは実に楽しかった。「Fate」の客で満席になった中で「メイドインアビス」の客が一人だけだったが、居心地が良かった。
 しかし帰宅時間のことを考えて六時頃には退出。街中に大勢の警察が出ていたが、何かあったのだろうか。市内の電車の一部に遅滞が生じているらしいと知って、日本橋駅から出立するのを諦め、歩いて、道頓堀を渡って心斎橋駅へ。そこから梅田駅、大阪駅山科駅を経て帰宅したのは夜八時頃。