久世岳著うらみちお兄さん第三巻/表田裏道シソの神の格好/NHKピアノの森第十五話

 金曜の夜から一歩も外出せず家に籠っていたが、今日の夕方ようやく外出。山科駅の書店へ。twitter上に有名なアボガド6氏の画集『剥製』を購入したかったが、なかったので代わりに雑誌『電光超人グリッドマン』を購入。昨年四月発行。これには「SSSS.GRIDMAN」について予告と、制作の経緯を伝える記事もある。
 夜。久世岳『うらみちお兄さん』第三巻。漸く読んだ。
 表田裏道は新企画「しのびのやくみ」における「シソの神」の格好を恥ずかしがり嫌がっているが、むしろ素晴らしく似合っていて格好良い。
 そして巻末の過去編。あの兎原跳吉も昔一瞬だけは裏道の悲しみを感受したことがあったと明かされた。
 ところで。
 未明に放送されたNHKアニメ「ピアノの森」第十五話。「覚醒」。
 一ノ瀬海一人に聴いてもらえれば充分とさえ思っていた雨宮修平は、大舞台上で遂にピアノとの一体感を獲得した。ピアニストとしての誕生。彼自身もそう感じ、海も同じく幸福を感じていた。しかし唯一それを共有できなかった雨宮洋一郎という矛盾。