再び金龍山浅草寺参拝/さらざんまい聖地巡礼/浅草の雪踏と天麩羅丼

 連休六日目。令和元年への改元後三日目。旅行記二。
 朝六時半、浅草のホテルの食堂で朝食。実に良かった。食後、宿泊室内で寛いだ。NHKなつぞら」には主人公の兄の役で岡田将生が登場した。松坂桃李の親友の。
 やや眠かった中、朝十時半頃にホテルを出て、再び金龍山浅草寺へ参拝。夜の静けさとは違って流石に大混雑。もともと参拝客や観光客は(インバウンドを中心に)多いが、大連休ということもあって日本人観光客が普段以上に多かったのだろう。
 参拝後、観音堂から六区の方角へ歩き、さらにもっと西の方へ。僅かばかり「さらざんまい」聖地巡礼を味わいたいと思い、「かっぱ橋道具街」を歩き、「かっぱ河太郎像」の広場を訪ねた。「さらざんまい」の最も重要な舞台。初めて来た。意外にも賑わってはいなかった。同じく舞台と化した「花やしき」の入口にも寄ってみた。流石に盛大な賑わいがあった。何れにしても「さらざんまい」のポスター等があるわけでもなかったのは、強大な集客力を誇る国際観光名所の浅草にとっては「聖地巡礼」の影響力は大して意味を成さないらしいことを感じさせた。唯一、「さらざんまい」の掲示物があったのは昨夜見た「すしざんまい」店頭。昼食をそこで摂ろうかと思ったが、行列ができていたので断念。雷門の東にある天麩羅店に入り、浅草名物の上天丼。浅草には時々来るが、この店に入ったのは多分、十年振り位で、二度目ではなかろうか。
 これに先立ち、聖地巡礼を終えて伝法院通から仲見世を抜けて雷門通へ出る前に、久し振りに下駄店「さんえす」に寄り、雪踏を買った。数年前にここで買った雪踏は頑丈で今なお現役ではあるが、念のため買い足した格好。鼻緒の色や模様は色々あるようで、既に持っているものと同じものがないばかりか似たものさえもなかった。貴重な買物をしていたのかもしれない。
 旅行の目的を果たして、疲れたので早めに帰ろうと思い、都営浅草線で品川へ行き、夕方五時前には京都駅に到着。阪急オアシスに寄って帰宅した。