Free!RWについて気になること/T・ジョイ京都シアター1で湯浅政明監督最新作きみと、波にのれたら鑑賞3回目/T・ジョイ京都シアター6プロメア鑑賞2回目

 金曜の朝、劇場公開の初日に観た「Free!RW」について改めて。竜ヶ崎怜の兄のCVは、少々検索してみるに、未だ解明されていない様子だろうか。
 今回の総集編(+補完)の見所は、タピオカほうじ茶ラテ、金城楓による人魚姫ゴッコ批判、芹沢尚と橘真琴の泳ぎ、倉本岬の場面の生存、竜ヶ崎怜の成長と決意のほかは、怜の兄の美声であるから、CVは気になる。
 この総集編映画に絡んで今更ながらテレヴィアニメ「Free!DF」における人魚姫の問題について考えるに、「リズと青い鳥」における童話の場面が生んだ柔らかに豊かな象徴性、さらには「聲の形」における合唱曲「怪獣のバラード」の見事な効果等を意識して敢えて人魚姫の絵本の話を挿入してみたのではなかったろうか。しかし完全に失敗していた。
 夕方に外出。京都駅前の中央郵便局で封書を速達で発送。そして久し振りに来た京都駅の南のT・ジョイ京都。ここの「天気の子」宣伝は、気合の入り方が京都市内では最強であると云える。今日は湯浅政明監督「きみと、波にのれたら」と、TRIGGER作品「プロメア」を念のため再度観ておくために来た。
 夕方5時20分からT・ジョイ京都シアター1で湯浅政明監督最新作「きみと、波にのれたら」を鑑賞。3回目。
 流石に3回目ともなると、主人公2人が笑いながら歌を歌うオシャレ場面にも幾らか慣れてきて、もはや大丈夫。
 そうなると、どこまでも実に楽しめる。川村山葵の不器用と挙動不審と涙と成長、水中に出没しては揺らめく雛罌粟港、不機嫌な雛罌粟洋子。大波スペクタクル以外にも見所は多い。
 鑑賞後、仕事関係の連絡が一件。終えて再び劇場へ。
 夜7時45分からT・ジョイ京都シアター6で「プロメア」鑑賞。2回目。
 かの「SSSS.GRIDMAN」が特撮ヒーローのアニメ化だったとすれば、これは特撮ヒーローの原点である時代劇や歌舞伎の格好良さを活かしていて、問答無用に楽しめる。
 改札内の通路にはガロとリオ等の各種ポスター掲示あり。鑑賞後にも愉しみあり。