ダンドリ。第六話

フジテレビ系。ドラマ「ダンドリ。Dance★Drill」。脚本:横内謙介。原案:長谷川晶一「ダンス・ラブ★グランプリ〜県立厚木高校ダンスドリル部・全米制覇の記録」(主婦の友社)。音楽:住友紀人。主題歌:UVERworld「SHAMROCK」(gr8! records)。ダンス監修:前田千代(日本チアダンス協会)。企画:金井卓也&松崎容子。プロデュース:森安彩&永井麗子。制作:フジテレビ&共同テレビ。演出:石川淳一。第六話。
さつき市立さつき高等学校チアダンス同好会に割り当てられた古い練習場。痛んだ床板のササクレを除去して滑らかにしたいと考えた「かなめん」=相川要(榮倉奈々)のため、楽しそうに手伝っていた鈴木カルロス三郎太(増田貴久)。高校球児として甲子園に出場したかった彼の夢は既に破れたが、まだまだ彼には沢山の夢があると云う。「だって夢は無限だもん」。でも「高校最大の夢は終わった」。「今しか見れない夢もあるんだ」。高校生の今しか見れない夢だった甲子園への出場は叶わなかったから、その分、「かなめん」には今しか見れない夢を叶えて欲しいと彼は云うのだ。「俺は、甲子園の土、持ち帰れなかったけど、かなめんには、大会のステージの板、持って帰って欲しいんだ」。「大丈夫!板剥がすのも手伝いに行くから」。彼の語りは何時も熱く、笑顔は何時も輝いている。しかし今宵はもう一つの見所があった。チアダンス同好会への特別講師として来ていた早苗(伊藤裕子)が三日間の特訓を終えて帰るのを皆で見送るときの、彼の御辞儀が実に自然で、しかも丁重で、感謝の意の深さをよく表していたのだ。
そして体育教師の役で坂本一生が出演。
[主要な登場人物&出演者]●相川要(榮倉奈々)・末吉双葉(加藤ローサ)・池田まゆ実(森田彩華)・花上さやか(西原亜希)・浜田教子(悠城早矢)・鈴木カルロス三郎太(増田貴久[NEWS])●渡辺かしこ(木南晴夏)・高嶋千寿(松本華奈)・宮川葉月(池田愛)●池田好美(朝加真由美)・池田おさむ(金田民雄)●城所麗夏(金子さやか)・佐藤智子(山口香緒里)・古座野史明(六角精児)・足立原一郎(入江雅人)・田中(坂本あきら)・岩壁宗吉(石井愃一)・張ヶ谷久(石井康太[やるせなす])・植本良平(細山田隆人)・橋本吾郎(篠山輝信)・小杉由紀恵(いとう麻見)・千石孝之助(金橋良樹)・千石千恵子(吉村玉緒)・相川慶一(小関裕太)●高宮深雪(菅野美穂[特別出演])●マコト(大倉孝二)●浦野奈美世(濱田マリ)●相川ふさ江(戸田恵子)●石橋渡(国分太一TOKIO])。