仮面ライダーキバ第九話

東映仮面ライダーキバ」。井上敏樹脚本。石田秀範演出。
第九回「交響-イクサ・フィストオン」。
紅音也(武田航平PureBOYS])はファンガイアによって海に落とされたあと、這い上がったところで目撃した。珈琲マニア次狼(松田賢二)が蒼い狼男に変化してファンガイアと戦っていたのを。他方、敵を逃した次狼に「何考えてるの?人間なんかと手を組んじゃって」と詰問しながら近寄ってきたのは既に馴染みの美少年バッシャー=ラモン(小越勇輝)。そしてドッガ=力(滝川英治)も「人間は餌だ」と文句を云った。次狼は応えた。吾等の種族が次々ファンガイアに襲われ、滅亡の危機にある以上、対抗するために利用できるものであれば人間であっても利用するだけだと。なるほど、そういうことか。
名護啓介(加藤慶祐)ついに変身。この仮面ライダーシステム「イクサ」を一度でよいから譲って欲しいと懇願する麻生恵(柳沢なな)。仮面ライダーに変身して戦う資格を得たいとの思いは二十二年前に母の麻生ゆり(高橋優)も表明していた。母子二代の悲願なのだ。