剣立カズマと剣崎一真

ハードディスク内に録画したままのテレヴィ番組群を編集して保存して整理するの作業を少しだけ推進。先週放送「ラブシャッフル」は意外に健全な展開を見せつつあったようだが、疲れているので感想文を書くのは止める。
昨日放送の「仮面ライダーディケイド」と「侍戦隊シンケンジャー」については普段よりも夢中になって見ることができたので、昨日ここに書いた感想文には書き足りていないところがないではない。「仮面ライダーディケイド」における剣立カズマと「仮面ライダー剣」の剣崎一真の差についてはkorohiti氏の見解(http://d.hatena.ne.jp/korohiti/20090315/p1)に肯かざるを得ない。昨日ここに書いた「かつての剣崎一真が表情には出さなかった激情や不屈の闘志や金銭欲」というのも、かつての剣崎のことを想起するなら的外れで、むしろこれらの有無にこそ両名の人物像の差が見えると見る必要がありそうだ。剣崎一真の個性が、あの物語の最終回におけるあのような結末を平然と選択できることによく現れているのは間違いない。しかし改めて思い出してみると実に凄い物語だったと思う。後半における怒涛の展開と、その中で次第に明確化した悲劇的な必然性。あれには手に汗握った。でも、「仮面ライダーディケイド」における「仮面ライダー剣」も、それとは別物として楽しめている。