日記

今朝は八時から「仮面ライダーW」第十五話を見たあと、急ぎ準備を整えて、徒歩で道後から衣山へ行き、松山市内で最も大きな映画館、衣山シネマサンシャインで映画「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイドMOVIE大戦2010」を見てきた。間違って森本慎太郎の「スノープリンス」を見てしまうようなことは無論なかった。仮面ライダー映画を見るのは大街道シネマサンシャインで「仮面ライダー剣ブレイド)」を見て以来のこと。現在、大街道では仮面ライダー映画の上映は行われていない。あのときは客席に殆ど人がなく、劇場を独占したような状態だったが、本日、家族連れの買物客の多い衣山では流石にそんな寂しいこともなく、朝からかなりの満席状態。
上映の始まる前まで騒々しかった場内の大勢の子どもたちは映画の開始と同時に静まり返り、思いのほか行儀よく鑑賞していた。余りにも行儀が良過ぎて、数ある笑い所で笑い声一つも起きなかったのは寂しい。光栄次郎=死神博士石橋蓮司)の「イカでビール」とか、キバーラ夏みかんの「笑いのツボ!」とか、ゾル大佐から元に戻った鳴滝(奥田達士)の「おのれ!ディケイド」とか、良い歳した大人が一人で爆笑するわけにもゆかぬので懸命に笑いを我慢した。
もちろんパンフレット(六〇〇円)を購入したが、同書に掲載されている通信販売の案内を見ると、DVD付パンフレット(一三〇〇円)も存在するらしい。衣山には在庫がなかったのか。入手したい。店内には所謂ガチャガチャがあったので試してみたらルナトリガーの人形が出てきた。しかしパンフレットを見ると、ガイアメモリのガチャポンもあるとか。あの店内にもあったのだろうか。もう一度あの映画を見にゆくべきだろうか。
見終えたあと、衣山から道後へ徒歩で戻った。途上、大学の近くに「洋食」の看板を掲げる食堂あり、入ってみれば意外に洒落たレストランだったので少しばかり驚いた。それでも品書を見ればカツカレーのような庶民的なものも載っていたので迷うことなく注文してみたところ、これまた、驚くべく洒落た造りのカツカレーだった。なかなか素晴らしかったと思う。帰宅して読書して居眠りして、夕方に起きて「M-1グランプリ2009」の敗者復活戦を途中から見たあと、夜にはその決勝戦も見た。今年は昨年とは違い、上位四組に不満は感じないが、それ以外の決勝進出組の水準の低さには、相変わらず不透明なものを感じないわけにはゆかなかった。