第六十一回NHK紅白歌合戦NYCのB.I.Shadow

朝それなりに早めに起きて、昼、城北の問屋町の電気店へ行きブルーレイディスクを十枚購入。帰宅して少し休憩したのち、夕方、電車で城下の高島屋へ行き、蕎麦と正月料理とチョコレイトパンを購入。電車で道後まで戻って帰宅したが、飲み物を買い忘れていたことに気付いたので近所の店で牛乳と珈琲牛乳とチョコレイトケーキを購入。これで年末年始対策は万全。
簡単に清掃を済ませて不図NHKの第六十一回NHK紅白歌合戦を見れば偶然にも丁度NYCの出番が来た瞬間だった。驚いた。
それで大して期待もしないで見ていたところ、先ずはバックダンサーとしてA.B.C.-ZやKis-My-Ft2と思しい人々が出ていて、流石、こういうダンス職人集団が出てくると場が引き締まると感じた。バク転をゆっくりやってみせるのは塚田僚一の得意技だが、余人になし得ない凄まじい技だ。
そして後半、「よく遊びよく学べ」から「勇気100%」へ転じて、大勢のバックダンサーが登場したとき、B.I.Shadowの高地優吾菊池風磨、そして中島健人の姿を見出し得た。主人公NYCの直ぐ背後ではなく、かなり後方、階段の上段に位置していたが、山田涼介の後方に見えた中島健人は遠方から見ても瞬時に判別できる輝けるアイドル笑顔で目立っていた。
今年は紅白歌合戦を録画しつつ裏番組の「そうだったのか!池上彰の学べるニュース大晦日SP」を見ている。明晰な解説の面白さは何時もの通りだが、今宵のこれの最も面白いところは、生放送のゆえの池上彰の忙しさという点にあるかもしれない。生放送ならではの特別企画として、視聴者から寄せられた質問にも直ちに即興で回答することになっているので、解説のために必要な資料を予め作成しておくこともできず、必要に応じて池上彰が自ら黒板にチョークで用語等を書いているのだ。書いては消して、書いては消して…の繰り返し。忙し過ぎる池上彰先生。その凄まじい運動量の程を見ているだけでも笑えてしまう。この調子で六時間も解説し続けて、仕舞には年を越してしまうというのも凄まじい。
そして、池上彰社債について解説をしている間に何時の間にか二〇一一年一月一日〇時〇分を通過してしまっていた。一応、テレヴィ画面の右下にはカウントダウンの数字が表示されて、年を越した瞬間には「あけましておめでとうございます」という挨拶の言も表示されたが、池上彰はそんなことも意に介さず解説を続け、一段落ついたところで漸く、簡単に新春の挨拶を述べていた。こんなにもあっさりした年越カウントダウン番組を初めて見た。これもまた実に面白かった瞬間だった。
同じ頃、米国マンハッタンのタイムズスクエアでは日本企業があの巨大テレヴィ画面に日本語で新春カウントダウンを表示して、現地の邦人たちが大喜びで大騒ぎをしていたとのこと。番組中の、同地からの生中継でその由が報告された。日本ではカウントダウンをやらなかったのに…と云って池上彰も自ら笑っていた。真面目な番組であるのに意外に笑い所が多い。
オードリー春日俊彰が発した質問に池上彰が「よい質問ですね」と反応して、春日俊彰が大喜び。他方、殆ど出る幕のないオードリー若林正恭も熱心にメモを取ったり、衝撃の事実に驚いたり、なかなか働いている模様。