ニコニコ動画-伊藤貫の日米関係論

国際政治の分析家(アナリスト)として名高い米国在住の伊藤貫といえば、年に一度位しか日本に来ないかのような印象があるが、どうやら現在、来日しているらしい。今年も東京MXの西部邁ゼミナールには出演するのだろうか。
http://www.nicovideo.jp/watch/1349075712」。
あるいは「http://www.nicovideo.jp/watch/1348803103」「http://www.nicovideo.jp/watch/1348804112」「http://www.nicovideo.jp/watch/1348804437」。
米国の政官界における所謂「知日派」あるいは「親日派」こそが、日本に対する事実上の占領政策の継続を望んでいて、今なお論壇と学界の主流派として権力の中枢を占めているが、これに反対する反主流派のグランド・ストラテジストの間には、チャイナを牽制するためにはそろそろ日本に真の独立を認めざるを得ないと主張する者が論壇と学界に勢力を拡大し、復権しつつある…という指摘には驚嘆させられる。
米国の経済と財政の現状と今後を考えるなら、二十世紀以来のグローバルな防衛体制を維持してゆくことは不可能であり、米国は東半球から手を引き、あとを日本等に任せて西半球へ引き揚げて、十八世紀や十九世紀の本来の米国の姿に帰るべきではないか?と論じられているとか。
日本の論壇における親米派と呼ばれるような人々は米国の「知日派」や「親日派」としか交際していないので独立なんて思いも寄らず米国に隷従しておけばよいと思い込んでいるが、米国側には既に全く別の選択肢が出ているというのだ。