旅行記一/浅草/渋谷

旅行記一。
朝、普段よりも早く起きて、八時半に家を出立し、九時半に松山空港を出て、十一時頃に羽田空港へ到着。京急線羽田空港駅から都営地下鉄の浅草駅へ。雷門からも近い場所にある宿泊予定のホテルへ荷物を預け、雷門とその周辺の活気を眺めたあと、天麩羅店で昼食を摂ってから銀座線の浅草駅を出立。本日の会議の会場のある渋谷へ。
余りにも早く着いてしまったので、暫く散策し、街中の彫刻を見物。駅前にある日本犬ハチ公像は、安藤照の原作に基づいて子の安藤士が再制作したもの。井の頭通にある渋谷文学碑は、佐藤忠良の作品。NHK前にある青年像は、男子裸像に傑作の多い加藤顕清の作品。
会議は遅れて始まり、予定よりも少し早めに終了。夕方六時頃から綺麗な料理店で宴会あり、夜九時頃に散会。銀座線で渋谷から浅草まで一気に移動。夜になっても観光客の集まっている雷門を眺め、昼の賑わいからは一転して静かであるとはいえ行き交う人の絶えない夜の仲見世を歩き、宝蔵門をくぐり、本堂を見上げながら絵馬堂の側へ回り、五重塔の彼方に東京スカイツリーが並んで見える景色も眺めたあと再び宝蔵門をくぐり、仲見世を歩き、雷門を出て、ホテルへ入った。急に眠くなったので寝て、目を覚ましたのは深夜三時。