旅行記二/浅草寺大絵馬寺宝展と庭園拝観

旅行記二。
朝七時半に起きて、八時頃、ホテルに併設されている食堂で朝食。これは所謂ファミリーレストランで、ホテル朝食としては内容が良くないが、値段は安い。意外に時間を要して八時四十分頃に宿泊室に戻り、九時半頃に外出。雷門をくぐり、仲見世を歩いて、宝蔵門をくぐり、本堂へ参拝。本堂内で『浅草寺の絵馬』という図録を販売していたので購入したあと、五重塔の脇にある絵馬堂「特別展示館」へ行き、十時の開門と同時に入館。入場料三百円は東日本大震災復興のための義援金として活用していただける。伝法院の庭園も拝観し、御茶の接待にも与ったあと、宝蔵門をくぐり、仲見世を歩き、雷門を出て、都営地下鉄浅草線で浅草駅から中延駅へ移動。
中延の商店街「スキップロード」を歩き、「あけの蕎」という蕎麦店に入って、天丼を注文しようとしたところ、同じ値段で蕎麦も付いてくる昼定食を勧めてくれたので、それにしたが、正解だった。味も良かったが、人も温かかった。昼食後、来た道を戻って商店街を出て、東急大井町線中延駅から荏原町駅へ。旗の台の旗岡八幡神社(中延八幡宮)へ参拝し、絵馬を拝観。大変に親切にしていただいて勿体ないことだった。さらに大井町へ行って博物館で色々学び、資料も入手したあと東急の大井町駅から中延駅へ戻り、都営地下鉄中延駅から浅草駅へ戻って雨下の雷門を眺め、雷門通にある「葵丸進」という天麩羅店で夕食(ちなみに昨日の昼食を摂ったのは雷門の横の「三定」)。普段は天麩羅なんか滅多に食べないが、浅草に来ると天麩羅を食べなければならない気がする。食後、何となく新仲見世を歩き、仲見世を横切ってさらに進み、新仲見世を出たところにある松屋浅草で少し買物。来た道を戻り、七時半頃にホテルへ帰着した。今日は歩き過ぎて流石に疲れたのか、急に眠くなり、起きたのは深夜一時頃。ゆえに四月二十一日午前三時五十九分記之。