夏の苦行の日

休日。しかるに朝早めに起きて九時半には外出。職場における夏の余計な職務の一つである健康診断を受けるべく電車で会場の近くまで移動。順路の設定が例年と違っていて迷ったが、幸い、遅れて行ったおかげとでも云うべきか、会場内の混雑は既に解消し、閑散としていた程で、順調に進展して十時半には終了。視力が落ちていたのは残念だったが、ともかくも夏の最も鬱陶しい行事を完了し得て安堵した。電車で道後まで戻ろうかとも思ったが、休日の午前であるから急ぐ必要もなかろうと思い直し、徒歩で帰宅。途上、松山城の登山口から遠くない場所にある観光物産館を覗いてみれば、「アウトレット」ということで砥部焼を安く販売していたので、香炉に使うべく最も大きな器を購入。さらに、予て寄ってみたいと思っていた「労研饅頭」の本店に寄って饅頭一個を試しに購入。帰宅して少し落ち着いたあと、業務用の食料品店へ出かけて昼食等を購入。午後、大いに怠惰に過ごしたが、夕方五時前に再び外出。市内電車で松山市駅へ行き、郊外電車を古泉駅で降りて、蝋燭を購入して直ぐ引き返し、松山市駅からは銀天街から大街道まで歩き、無印良品でファイルを三つ購入。雨が降り始めたので、大街道から道後までは電車で移動。大型食料品店に寄って帰宅。普段よりも一時間早く夕食の準備を始めたが、夕食時間は普段と変わらなかった。